4つ ページ6
コネシマside
『な、なんやこれ…』
俺の目の前には信じられないものが映っていた。
シャ「本当にこれがあいつの部屋なんか?」
シャオロンもだいぶ驚いとる。
俺らの目の前に映るその部屋は…そこら中に赤い花が咲いとって、部屋中は鉄の匂いと生臭い匂いが混ざったような悪臭を放っているからだ。
俺らは1歩、また1歩と足を動かした。足を動かす度に靴の裏に花がつくのがわかる。その時、俺らはまだ新しいことを悟った。
シャ「シッマ。なんなんこれ…どういうことや…?あいつが自分でやっとるんか…?」
『シャオロン…俺もよーわからへんわ…でも多分、これがあいつの本性で俺らに何かを隠して…「なにやってんの?」?!』
その声に驚いた俺らは恐る恐る振り返ると、そこには我を忘れ、怒りを出しているAがいた。ただ顔は怒っておらず真顔で、目には光がなかった。
A「ねぇ、なにやってんの?答えて?」
『いや、お前ん部屋を見とっただけや…っ!?』
そう言った瞬間俺の首に違和感が走りそのまま気を手放した__
――
シャオロンside
何が起きたか俺は理解が追いつかなかった。
目の前でAに殴られたコネシマが気絶したからだ。
あんなに無能なのに容易くコネシマを気絶させられるわけないやん。
『コネシマ…?起きとるんやろ…?演技せーへんでええからはよ起きろや』
そう言ってもピクリとも動かないコネシマ。本当に気絶しよる…
A「シャオロンも大人しくしてね」
『や、やめろ…来るな…』
A「安心してや。痛くないから」
そのまま俺は壁まで追い詰められ意識を手放した。Aの言葉を少し聞いて…
――
『ごめんね…忘れてもらわんと困るんや』
ほんまにすまんな…私は辛くてもみんなが幸せになるんやったら無能でええんやわ。それにもう信用出来へん…私にはペ神や兄さん、ショッピ君とクラレ先生だけでええんや。
にしても鍵閉め忘れるとは…私もやらかしたな。せっかくダクトので入りもいじくったのに…(私しか通れないようにしたよ)
【ペ神、もっかい医務室行くね。シッマとシャオロンおるから。事情はそっちいってから話すわ】
神【了解】
そう言って私はインカムを切り2人を両肩に担いで医務室に行った。防犯カメラの存在を忘れて___
ちなみに次はしっかり鍵閉めたよ。
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インカム表記は【】にします。
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黯亞(プロフ) - はるさん» 指摘ありがとうございます。頑張ります! (2020年10月2日 21時) (レス) id: a9b4009933 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 頑張ってください (2020年10月2日 20時) (レス) id: 261ad7b1b6 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 7つのところのsyp 君が呼んでますよのところが読んでますよになってますよ (2020年10月2日 20時) (レス) id: 261ad7b1b6 (このIDを非表示/違反報告)
黯亞(プロフ) - きのこ(em推し)さん» あら本当だ……ありがとうございます(*^^*) (2019年11月1日 0時) (レス) id: fe9715f18a (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(em推し) - そういうと黙り込んでしまう。黙るのは肯定なんだよ? 『(名前……)』ってなってました。初コメのくせにとか思うかもですが(´;ω;`) (2019年10月31日 22時) (レス) id: 4906f728aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黯亞 | 作成日時:2019年4月2日 13時