12 ページ16
グルッペンside
“あの時”、“もう嫌や！”
あの時から俺らはそこまであいつの事を追い詰めとったんか…無自覚に。そして当たり前のように。昔は…俺達は幼なじみ…昔から一緒だったのにそんな事にも俺らは気がつけなかったのか。
なんだよ。俺らの方がAよりダメじゃないか…
そんな事を考えていると3人が口を開いた。
神「今更後悔しても遅いんだよ…！」
兄「グルッペン。お前達が裏切った」
ショ「その事実は決して消えないんすよ…！」
ふっ、そうだよな。俺らは本当にダメな奴らだ…
そう言えば入ってきた時からショッピ君の目の下が赤かったな。泣いたのか…Aの事は分かっているはずだったのだが…1番わかってるんはあいつらなんやな…Aのために目の下を赤くするまで泣くなんて…つくづく自分が嫌になるじゃないか。
オ「あいつらが最後に言ったんは嘘やなかった。俺らは昔から一緒だったのにな…」
ト「せやな…なんでこんな簡単なことに気が付かんかったんや…」
『俺らは馬鹿だった。今更後悔しても本当に遅いんだな…すまんな。呼んだのは俺なのに…少し1人にさせてくれ』
ト「大丈夫やで。俺も考えたいことがあるんや」
オ「俺もや」
そう言いトントンとオスマンは総統室を後にした。
あの時…か＿＿＿＿
――
トントンside
総統室を出た後、オスマンと2人で静かな廊下を歩いた。
ただただ、沈黙が続く。そんな時、オスマンが口を開いた
オ「なあトントン。お前はAがなんでこんなになったか分かるか？」
『…俺らのせいやろ』
オ「そうやんな。でもあいつは多分俺たちだけのせいにしないで自分を攻める気がするんや。俺らは何をしたらええんやろな」
『…そんなん、俺もわからへんよ』
俺はもう何が正解かわからへん。
Aとは昔から一緒だったのにな…なんでこんなにしてしまったんや。
ホンマに俺は馬鹿や…
その後部屋に戻るまではまた沈黙が続いた＿＿＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 358人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黯亞(プロフ) - はるさん» 指摘ありがとうございます。頑張ります！ (2020年10月2日 21時) (
レス) id: a9b4009933 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 頑張ってください (2020年10月2日 20時) (レス) id: 261ad7b1b6 (このIDを非表示/違反報告)
はる - ７つのところのsyp 君が呼んでますよのところが読んでますよになってますよ (2020年10月2日 20時) (レス) id: 261ad7b1b6 (このIDを非表示/違反報告)
黯亞(プロフ) - きのこ(em推し)さん» あら本当だ……ありがとうございます(*^^*) (2019年11月1日 0時) (レス) id: fe9715f18a (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(em推し) - そういうと黙り込んでしまう。黙るのは肯定なんだよ？ 『(名前……)』ってなってました。初コメのくせにとか思うかもですが(´;ω;｀) (2019年10月31日 22時) (レス) id: 4906f728aa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黯亞 | 作成日時：2019年4月2日 13時
