16話 ページ25
スマイルside
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
おし！終わった！さよなら！帰る！
『お前ら急げ！早く帰るぞ！』
なか「おいアイツめっちゃ急いでるぞ笑」
きん「そんなにAの事好きなのか笑」
『ばっ！んなわけ』
きり「あるでしょ笑みんな分かってるから笑」
『うぇ？』
ま？え？バレて…はぁ？！って！
『そんなのどうでもいいんだよ！なんか嫌な予感がするから早く帰るぞ！』
ぶる「うぇー。もうちょっとゆっくり…『早く！』はーい…」
早くしないと…Aが離れる気がする…
―――
『やっぱり……いない』
案の定Aは家のどこを探してもいなかった。
あれだけ出るなって言ったのに…
シャ「あいつどこいったんだ？」
『みんなで外まわるぞ！急いで探さないとダメだ！』
そう言いみんなで屋敷の周りを探していた。
その時、俺の目にりんごの木が目に入った。
真っ赤に熟れてるりんご。俺達が大好きなりんご。
その瞬間Aが女の子らしいということを思い出した。
そして…りんごの木までは直線で行けるけど帰るのは決まった道を通らないといけないということも。
俺は動かない頭でりんごの木へ向かっていた。
なんせ道を間違えたら永遠とりんごの木の近くでループするだけだからだ。
そして俺は走った。息が苦しいけど走った。Aがいる気がした。声を出したら返してくれる気がした。
『A？！どこだ！』
A「スマ……イル…？私はここに…」
いた。見つけた。でもすごく弱っているみたいだった。そう思ったのも束の間、Aが倒れそうになった。俺は直ぐにAの体を支えに走った。
『A！しっかりしろ！』
頼むから離れないでくれ
A「 スマ……イル？」
『あぁ。俺だよ。もう大丈夫』
A「よかっ…た」
そう言うとAは意識を失った。
『A？おい！しっかりし……ふっ、寝ただけ…か』
いつからここで迷っていたのかだいぶ疲れ切っていたみたいで寝てしまっていた。
俺はAを軽々持ち上げるとみんなが待っている家まで足を運んだ。
家に着くとみんながこちらに気が付き驚いた顔で見ていたが、俺がこうなった経緯を話すと納得してくれた。
Aを部屋に連れていきベッドに寝かせた。
心做しか部屋の模様替えがされているようだった。
みんな安心してリビングでゆっくりしていたが、その空気をぶち壊すように俺は言った。
『Aのお仕置きはどうする？』
不気味な笑みを浮かべながら＿＿＿＿
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シモン - かーみーさーまーｗ (2019年7月15日 22時) (
レス) id: 57a1c00f7c (このIDを非表示/違反報告)
黯亞(プロフ) - シモンさん» かーみーさーまー(どっかで聞いたことあるような……) (2019年7月12日 22時) (レス) id: fe9715f18a (このIDを非表示/違反報告)
黯亞(プロフ) - 零さん» マジですか。いい情報をもらってしまった…… (2019年7月12日 22時) (レス) id: fe9715f18a (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - |дﾟ)ﾁﾗｯ＜スマイルさんリアで眼鏡かけてますよ() (2019年7月9日 23時) (レス) id: 7d3c5a6291 (このIDを非表示/違反報告)
シモン - え〜僕なんかが神様じゃないですよ〜貴方様が神です！ (2019年7月8日 15時) (レス) id: 57a1c00f7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黯亞 | 作成日時：2019年2月27日 21時
