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ぴくとside
ぴ｢はぁ、はぁ、はぁ｣
何時もより疲れるのは気の所為なのか、Aのことが心配で不安だからなのか。
僕には知る由もない。
ぴ｢取り敢えず中に入ろう｣
と思ったのも束の間
ぴ｢……鍵空いてねーじゃん｣
すっかり忘れてた鍵の存在。あれ、俺スペアキー持ってたっけ？確かこういう時のためにポストの中に入ってた気が…あった！
ｶﾞﾁｬﾘ
良かった…開いた……
ぴ｢A〜？｣
まだ寝てるかな…だとしたら部屋か。
ぴ｢Aいる？入るよ？｣
一応声をかけてから扉を開けた。
するとそこにはぐったりと眠っているAが居た。
ぴ｢A…、？ちょっと！A！！｣
嫌だ嫌だ嫌だ！死んじゃ嫌だよ！！
こんな事があるのは初めてだった。何時もはここまで酷くない。薬が効いてないのか…？
いきなりの事に焦っていると家のチャイムがなる。
ショッピくんだ！！
僕は急いで扉を開けると、思い描いていた人物が目の前に居た。
ショ｢ちっす。大丈夫でしたか？｣
はっ、ショッピくんが来てくれた事の安心感から忘れていた。
ぴ｢Aが！Aが！！｣
ショ｢？？取り敢えず中入りますよ｣
そのまま急いでAの所にショッピくんを連れていくと、あれこれと指示をしてくれた。
ショ｢取り敢えず救急車を！脈は一応安定していますし、呼吸も安定してますけど、万が一の事もあります！急いでください！｣
ぴ｢う、うん！！｣
付き合いが浅い僕でもわかった。
普段冷静な彼も、とても慌てているって。冷静を装ってるけど手が常に動いてるし、目も泳いでる。
それだけAが大切なんだな。と思ってしまった。
―――
先｢真宮さんは普段の疲れが出たのか、軽い熱がありましたね｣
ぴ｢よ、良かったぁ〜…｣
熱か…なら……
先｢ただ、一応病気の方の診察もしてみたのですが、少しずつ進行しているみたいです。もし今回ここに来ていなければ、気がつくのが遅れ、危なかったでしょう｣
病気が…進行……？
そ、そんな訳…だって…そんな素振りなかったし…
先｢安心してください。真宮さんの事は必ず救いますから｣
ぴ｢ありがとうございます｣
その後、しばらくの間は入院するという事、抗がん剤を使用することなどを色々説明された。
この事は後でAのお父さんお母さんに話しておこう。Aの事2人は大好きだからな。
大丈夫と言われたが、僕は不安で仕方なかった。
A…大丈夫…だよね……？
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ぴくとガチファンw - 面白いです！ぴくと、早くちゃんと告白しろよ〜！ってなりましたw。更新待ってますね！ (3月22日 10時) (
レス) @page8 id: b104a4b085 (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 面白くて今日で全部読んでしまいましたw更新いつでもまってます！黯亞さんの小説、読んでて楽しいので、私もいつまでも更新待ってます！ (2021年3月7日 21時) (レス) id: 83669eeca6 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ - 更新頑張ってください待ってます (2021年3月3日 16時) (レス) id: d2360c701d (このIDを非表示/違反報告)
黯亞(プロフ) - .＊桜餅＊.@柿の種軍団_副団長さん» ありがとうございます!!更新遅くて申し訳ないです…できる限り早くできるように頑張りますね！ (2020年10月2日 21時) (レス) id: a9b4009933 (このIDを非表示/違反報告)
.＊桜餅＊.@柿の種軍団_副団長(プロフ) - 面白くて最初から一気読みしてしまいましたー！更新いつまでも待ってます！ (2020年10月2日 16時) (レス) id: 8cd8f5d021 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黯亞 | 作成日時：2020年6月5日 4時
