【ωrωrd】真の終わりはまたいつか3【ぴくとはうす】

eighteen three ページ7

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ

……何がどうしてこうなった。

『あの…ここ病院なのですが…』

「「「「「知ってる」」」」」

『じゃあなんで全員いるんだよ…(泣』

そうです。私の両親含め、生徒会全員と先生、ぴくとが来ております。私の病室に。

全員で来る必要ないじゃんか！！

ぴ「いや〜金持ちでよかったね。これ個人病室で広くなかったらだいぶ迷惑だ『いやこれも充分迷惑だからな。勘違いすんな』うっす」

はぁ…この集団が来た時同じ階の人と看護師さんとかどう思ったのか…後で謝っておくか…

ショ「Aさん！寿司食べましょ！」

『お、寿司か、いいね〜食べるか！』

神「あんまり食べたらダメだよ〜。看護師さんが何食べたか把握出来ないからね」

『へ〜そうなんだ』

神「そ。朝昼夜のご飯を食べた量とかでも体調がいいか悪いか見分けるから、あまり持ち込みで食べられると困るんだよね〜。あとはご飯の時間に面会来て食べさせるのも病院側からしたら少し迷惑かな」

『そうなのか……じゃあ退院してから沢山食べるよ！ありがとうショッピくん！』

ショ「っ！はい！」

―――

父「じゃあなA！仕事頑張って会いに来るからな！！」

『うん！じゃあねみんな！』

鬱「あれ？ぴくとくん帰らんの？」

ぴ「はい。ちょっとAと話したい事あるんで」

鬱「？そう？じゃあお先に。またね」

『さよなら〜』


……


いや何だこの沈黙辛い。

ぴ「ねえA」

『！……何？』

ぴ「Aは死なないよね」

『え？』

ぴ「ぼく怖いんだ。Aが本当は苦しいんじゃないかって。辛いんじゃないかって。我慢してるんじゃないかって。もしそれで急に死んじゃったりしたら、僕…後悔しても…しきれないよ…」

『ぴくと……』

ぴ「だから約束して？絶対に死なないって…」

『……私は死なないよ、絶対に。約束する。ゴキブリみたいに逞しい生命力で生き抜いてやるよ！！

…だからさ、そんな顔しないで。ぴくとらしくない。ぴくとが笑っててくれないと、私辛よ』

ぴ「ごめん…そうだよね。うん！僕がAよりしょげてどうするんだよ！よし！これからもよろしくねA！」

『うん…よろしく！』

ぴ「じゃあ僕そろそろ帰るわ。じゃあねA！」

『うん！またね！』

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