【ωrωrd】真の終わりはまたいつか3【ぴくとはうす】

eighteen two ページ5

良いの良いの(？)であと少しで年越ししますよ？え？早い？時間軸がおかしい？何を仰る。番外編は時間操作してるんですよ((メタイ

今年は1人で年越しかぁ……毎年のようにぴくとと年越ししてたけど、当たり前って素晴らしいな……

あと10分か…なんか面白い話題ないかしらペテ暇つぶししてるか。

―――

年越しまであと2分。あっという間だったな。

今年は色んなことがあったな。記憶を取り戻したり、無くしたり、喧嘩したり笑ったり。
皆とは仲良くできる気がしなかったけど、何だかんだ楽しくできててよかったな。

体育祭でも、文化祭でもクラスと人と楽しくできたし。
夏休みも海に行けた。


後1分。


病気は少しだけ進んじゃったけど、まあ動けるし？許容範囲内なんだよな〜笑

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

？？誰からだろ……

ﾋﾟｯ

『もしも｢A？！ビデオ電話にして！！はやく！！｣え？え？！ぴくと？！ちょっと待って！』

えーと、ここを押したらいいんだっけ？あれ？ちょっと！こんな機能普段使わねーし何だこの使いにくさ！！エグすぎるやろ！！

ぴ｢早く！！｣

『待ってってば！！……あ！できた！』

ビデオ電話をオンにすれば画面いっぱいに広がるみんなの顔。

え、なんで？

ぴ｢あ！きた！みんな！せーのっ！｣

｢｢｢｢｢｢｢｢｢｢｢｢あけましておめでとう！！｣｣｣｣｣｣｣｣｣｣｣｣

除夜の鐘と同時に聞こえた声は少しばらつきのあるみんなの声。

『な、んで』

ぴ｢Aが寂しいだろうなって思って、僕がわざわざみんなを呼んだんだよ？別に呼ばなくても良かったけどさ｣

ショ｢夜は流石に入れませんし、こんな形にはなりましたけど、みんなで年越ししたかったんです！！｣

ト｢グルさんが大きい部屋貸してくれてな、ここにいるみんなが入れたって訳やな笑｣

そのあともガヤガヤと画面の向こうで色んな言葉が飛び交っていた。
私はと言うと、驚きすぎて言葉が出なかった。

頬に温かいものが流れる感覚。あぁ。私、泣いてるんだな、なんて。

エ｢〜ですし…ね……って！Aさん？！なんで泣いてるんですか？！｣

流石エミさん。正直言って欲しくなかったよ()

グ｢どっか痛いのか？！｣

オ｢嫌だったんか？！｣

ひ｢やっぱりウザかった…？｣

違う。違うの。そうじゃないよ。

『うれ、しくて…皆と、年越し……できたのが！』


柄でもないな〜って思いつつも話した。
だってさ、前世はこんな事なかったから＿





『みんな！ありがとう！！』

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