同い年だよね？【ハイキュー】【北信介】

農家３１ ページ32

＊









新幹線の車内




席に座らず入り口に佇む私達




そんな変な空気の中切り裂いたのは信介くんの透き通る声




彼は、









私に









.









「 け、っこん、？ 」

「 あ、… いや、ちょ、付き合おうって言おうとしたんや、けど、なんかな、ずっとこの先も一緒に居たいと考えたら結婚したいなって思て… 」

　









私に説明してくる信介くんの顔は照れていて顔が赤い

そんな私は今の現状に頭が追いつかなくて

ただ、信介くんの口から出た結婚という言葉に涙を溢していた









「 え、好きって言ったん嘘なん…？ 」

「 ち、が、、っ、ちがくて、 」

「 おん、ゆっくりでええで 」









席に座りにも行けなくて、揺れて倒れそうになるが信介くんに支えられる









「 …わ、私ね、、私も、信介くんが、だいすきでね、それでね、 」


「 ！ 」


「 …結婚、し、したいな、って 」









口から絞り出した空気に乗せて愛の言葉を呟く


微かな声だが信介くんは漏らさず聞いてくれていてぎゅ、と両手を握ってくれる


呟いた言葉に照れてしまってぽぽぽと顔が赤く染まる









ふと、信介くんを横目で見ると彼もまた同じように顔を赤く染めている









嗚呼、すきだ









＊

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