同い年だよね？【ハイキュー】【北信介】

農家２４ ページ25

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なんだこの自信は









何故そんなにしっかりと光を目に宿らせ俺をみてくる









何故そんなに確固たる自信があるのだ









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Aに北くんに好きな人がいるか聞いてと頼まれて向かったけど実際は俺が宣戦布告したかっただけ。




先程Aにはフラれてしまったけどそれで諦める及川さんじゃあないからね！ふふん！！




けど、ちゃんと北くんと話してみたら凄いしっかりしてるしもしかしたら俺より年上なんじゃないかってレベルで精神が大人びている




２４歳に見えない









「 はぁ…カッコつけたのになあ… 」









あんなに堂々と宣戦布告だからなんて北くんに言ったけどあそこまでしっかりと受け答えをされたら諦めざるを得ないじゃないか


どうしたらあの隙なし野郎に勝てる訳？


て言うかアレを好きにさせたA凄くない？









とぼとぼと歩いているといつのまにか神社の階段の下についていたようで

ふと、顔を上げるとまた階段に落ちている葉っぱを掃除しているAがいた

巫女装束を身に纏い髪を緩く一房に纏めている









「 あ、及川！どうだった！ 」








視線を感じたのであろうか俺の方へとタンタンと駆け下りてくる

その笑顔は俺に向けてじゃなくて〈北くんの答え〉が気になってるから浮かび上がる笑顔だろう？









… 俺に向けてくれる笑顔じゃなきゃ本当は嫌だ









「 ？及川？ 」

「 …… A 」

「 何？ 」









「 ストレートに告白しても大丈夫だと思うよ 」









「 マジ？ 」

「 マジ 」









高校卒業してからも彼女を作らずお前だけを想っていたけど、あんなに威勢の良くてカッコいい男を見たら諦めざるを得ないじゃないか。どうしてくれんだこのアホ









「 絶対Aに好きって言ってやんないかんね！ 」

「 私だって好きじゃないわよ！！ 」

「 ッ、 」









実際に聞いたら胸にぐさりと刺さり表情が引き立った

やばい、涙出る









「 でも！！ 」

「 ！ 」









「 友達だから!!! 」









「 …お前馬鹿？ 」

「 及川に言われたくないよ 」







最後にそんなこと言われたら諦めがつかないじゃん





どうせなら地獄に突き落とすぐらい距離置きなよ、馬鹿A








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