同い年だよね？【ハイキュー】【北信介】

農家１ ページ2

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「 あ、信介くん！おはよう！ 」

「 お、Aか。はよさん 」

「 相変わらず朝早くない？ 」

「 言うて起きとるAも早いやろ 」

「 んや、私仕事あるから 」

「 なるほどな 」









現時刻はまだ太陽すら顔を出していない朝５：３０
空を飛ぶ鳥たちがちゅんちゅんと鳴いている





神社への道のりである階段を掃き掃除していたら足音がしたため振り返るとそれは近所に住んでいる信介くんだった

彼は同い年ながら今の社会では珍しい若い農家さんだ






よく、お米をくれるけど本当に有難い。家計が助かってます









「 今日もお参り？ 」

「 せや。豊作祈願にな 」

「 ウチはお稲荷様祀ってるからね 」

「 今年もええお米が採れるとええな思てな 」









作業着に麦わら帽子と農作業姿の信介くんがフフフと微笑む





そんな私と信介くんが出会ったのはここに引っ越してきてじゃなくて、高校時代の部活。バレーボールだ

烏野高校(うち)が全国大会に出て応援に駆けつけていた私。その時にトイレに行くのに迷って案内してくれたのが信介くんということだ

彼もバレー部だと言うが今の姿を見て高校時代バレーをしていたなど誰が想像がつくだろうか。









ここの神社は先代、私の祖父が神主をしていて
私は巫女だったのだが昨年亡くなって跡を継いだということだ。
あ、ちゃんと資格は持ってるから！









「 あ、俺田んぼ見にいかな 」

「 じゃあまた遊びにきてね 」

「 おん、今日も頑張ろや 」









スタスタと歩いていく信介くん
麦わら帽子のおかげで女の子に見えそうだけれどガタイはしっかりしてるし背は高いし。









「 格好いいな … 」









まあ、そりゃ好きになるよね









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