隠れリア充【ハイキュー】【角名倫太郎】

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朝練に北さんが珍しく遅れてきた
尾白さんが北さんに絡んでいるのを横に聞き耳を立てながら内容を聞く

面白い内容だといいな









「 信介なんで遅れたん？珍しいな 」

「 来る途中２年の女の子と階段でぶつかってしもてな、少し喋ってたんや 」

「 え、ぶつかったん？大丈夫なんか？その相手 」

「 吹奏楽って言うし腕やら使うと思うから取り上えず保健室に向かわせたけど大丈夫やろか、心配や 」

「 クラス聞かんかったん？ 」

「 名前しか聞いとらん 」









２年…女子…吹奏楽部…
なんだか、俺の周りに当てはまるのはAしかいなくてすこし冷や汗が垂れる
ここで名前を言わないでくれ、絶対侑が興味持つ









「 北さんぶつかったんスか、女子に 」

「 おん、階段でな 」

「 そいつ態とやあらへんのんですか？ 」

「 俺が曲がった瞬間にぶつかったから態とやないで、本人も部活行こうと焦っとったらしいし 」

「 へー… 」

「 お詫びせんとあかんなあ、」

「 …名前、なんて言うんですかその子 」

「 なんで侑が名前聞きたがるん？女の子に興味ない侑は知らん子やろ絶対 」

「 知っとる子ぐらい居りますよ！ほら、助けになりますって！ 」









…待ってくれ、嫌な予感しかしない
修が俺の方を見てくるからアレどうにかしてくれない？と頼むが余計ヒートアップするだろうから無理と断られた。









「 鈴崎さんって言うてたな、吹部の 」

「 すず、…？俺のクラスおらんな、サムお前らのクラスおらんのか 」

「 げ、治誤魔化して 」

「 ？サム、何か隠しとるやろ 」

「 はぁ？誰や鈴崎さん。知らんわ 」

「 おもんな、スナは？ 」

「 さぁ、 」

「 ゔーん北さんにピッタリの女か俺が見極めたるわ！！！ 」

「 喧しい侑 」









侑、北さんにピッタリの女とかじゃなくてその前に俺の彼女だから近付かないで



なんて、言えたらいいのだが言ったら言ったで絶対質問攻めだし、面倒くさいのは目に見えてるから朝練終わって教室行ったら絶対にAに伝えておこう。もしかしたら侑が探しにくるかもしれないと。









悩みのタネを増やしてくれるな本当にコイツ…









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