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何時来るか分からないけど家でそわそわと待ち続ける。話があるって自分で言ったくせになんなの
苛立ちつつも家でおとなしく待っているとピンポーンとチャイムの音がする
「 え、っと、取り敢えず、上がる？ 」
「 ん、お邪魔する 」
ぽんと靴を脱ぎ捨てて家の中に入ってくる英
家の構造ももう覚えているのかリビングに迷わず入っていく。なんだか、纏っている空気がいつもと違って無意識に身構えてしまう
お互い床に座って顔を見ないまま沈黙が続く
私は言いたいことはあるけれど先に英の話を聞かないとなんだか話づらくて、先どうぞとは言ったものの一向に口を開かない英
「 あの、さ。なんで今日及川さんらと居たの 」
「 ッ、え？ 」
「 いやだから、なんで居たの？って。昨日好きって俺伝えたじゃん。俺の想い無視すんの？ 」
「 それは、一人で出かけようとして家でたらばったり出くわしちゃって 」
「 それで着いて行ったの？なんなの？俺の想いガン無視？ 」
なにそれ
私の意見に聞く耳を持たない英
いつもならこんなにも話を聞かないやつじゃないのに、
というかそっちだって女の子と腕組んで歩いてた癖に
なんで私だけなの？
「 …そっちだって、何今日の 」
「 は？何が 」
「 女の子と腕組んで歩いてたじゃん。そっちの方が意味分かんない。自分の事は棚に上げて私だけが悪いわけ？ 」
「 っ、それは、向こうが腕組んできたから 」
「 じゃああの子誰？私以外に好きな子でもいるの？ 」
「 ちげぇよ！！！好きなのはお前だけしか居ねぇよ！！！ 」
「 じゃあ！！！！！なんで！！！！ッ、 」
ぽたぽたと、握った拳の上に涙が重力に逆らえずに落ちてくる
私だって帰ろうとしたし、そんな気があって一緒に出掛けたわけじゃない
「 なんで英は腕組んでた？！向こうが組んできたなら離せばいいでしょ？！ 」
「 そうしたよ！ 」
「 私が見たときは全然嫌そうな顔なんてしてなかった！ 」
「 ずっと嫌な顔してたわ！ 」
「 ハァ？！あんたの力ならすぐに振り払えるでしょ！？ 」
止まってよ私の口。そんな事で争いたくて話をしにきたんじゃないんだよ
思いとは裏腹に本音は一度口から出たら止まることなんて知らなくて、お互いに一歩も譲らない
すると英の口から理解し難い言葉が
「 じゃあ嫌いにでもなれば？！ 」
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さくみ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！！！幸せすぎましたっ、ありがとうございます！ (2020年5月22日 6時) (
レス) id: 8ec2e6d345 (このIDを非表示/違反報告)
仔犬(プロフ) - そまさん» そまさんコメントありがとうございます(^^)/喜んでいただけて幸いです！！他作品も連載中ですのでよければ足を運んでくださいね(*^^*) (2020年5月14日 21時) (レス) id: 8b2aa36d50 (このIDを非表示/違反報告)
そま - ちょっとまって……良すぎた……最高です。 (2020年5月11日 17時) (レス) id: d89abf58ed (このIDを非表示/違反報告)
浦島坂田船((箱推し - わざわざ返信ありがとうごさいます！いやぁーこの作品は、癒しだ〜 (*´∀`*) (2020年5月7日 1時) (レス) id: 923aa8cddb (このIDを非表示/違反報告)
仔犬(プロフ) - 浦島坂田船((箱推しさん» こんばんは！夜遅くにコメントありがとうございます！頑張って可愛くデレさせますね(^o^)/更新頑張ります！温かいお言葉励みになりました。ありがとうございます(^^)/ (2020年5月6日 2時) (レス) id: 8b2aa36d50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仔犬
| 作成日時：2020年4月30日 9時
