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咄嗟に逃げてしまった私は現在家の前にいます
中高と陸上部だった為足だけは早いんです。ここ大切だからね！！！テスト出るよ！！
４年間、ここまで仲良くなった英に恋愛対象として見られているなんて知らないわけじゃなかった。否、知らなかったけど気付いてない訳じゃなかった
最近はサラッと照れるような言葉を言うようになってるしなんて言うのか、レディーファースト的な感じ？が多々感じられた
その所為なのか最近は同じ学部の女の子たちに目の敵にされるようになっていた。今日だって英は気付いてないかも知れないけれど祭りに来ていた人の中には同じ学部の人がいて、調子乗るんじゃねえよ的な目線で何度見られたことか。
だからと言って告白から逃げたわけじゃない
仲のいい友人だからこそ今から恋愛対象として見れるかと聞かれれば曖昧である。英の良さはこの４年間で十分に知っているし、ましてや彼女がいた事があるなんて聞いたことがなかったからこそ今回の告白に驚いているのだ
まさか、私だとは思わないだろう
「 …あ、電話… 」
持っていた巾着袋の中から淡い光が漏れていた。確認すると私のスマホで、不在着信がズラっとある。英からは９９＋となっていてどんだけ掛けたんだと思った。他にも何故か知らない番号や勇太郎、そして花巻さんからも電話があった。
取り敢えず折り返すために英にかける
１コールもしないうちに出てきたその速さに狂気を感じた。ごめんって
「 あ、もしｍ《おまっ、今何処いんだよ！！！》 …え、あ、家の前 」
《 はあ？！ちょ、そっから動くなよ！！！ 》
「 え、切れた… 」
開口１番に怒鳴られて体を縮こまらせてしまう私
怒っていたと言うか、焦っていたと言うか、こう、分かりづらかった
勇太郎とか花巻さんには電話する気になれず取り敢えずLIMEで、【何かありましたか？】とだけ送る
「 桜木！！！！！ 」
「 あ、きら… ちょ、キツイキツイ 」
汗だくで私の元に走ってきてそのまま流れるように抱きしめてくる
ぎゅう、と抱きしめられて顔が胸板に押しつけられる。力が込められていて脱出できそうにない
「 どんっだけ、心配したと、おも、ってんだよ… 」
頭上で力の抜けた声が聞こえる
まさか、私と別れた後からずっと探していたの？
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さくみ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！！！幸せすぎましたっ、ありがとうございます！ (2020年5月22日 6時) (
レス) id: 8ec2e6d345 (このIDを非表示/違反報告)
仔犬(プロフ) - そまさん» そまさんコメントありがとうございます(^^)/喜んでいただけて幸いです！！他作品も連載中ですのでよければ足を運んでくださいね(*^^*) (2020年5月14日 21時) (レス) id: 8b2aa36d50 (このIDを非表示/違反報告)
そま - ちょっとまって……良すぎた……最高です。 (2020年5月11日 17時) (レス) id: d89abf58ed (このIDを非表示/違反報告)
浦島坂田船((箱推し - わざわざ返信ありがとうごさいます！いやぁーこの作品は、癒しだ〜 (*´∀`*) (2020年5月7日 1時) (レス) id: 923aa8cddb (このIDを非表示/違反報告)
仔犬(プロフ) - 浦島坂田船((箱推しさん» こんばんは！夜遅くにコメントありがとうございます！頑張って可愛くデレさせますね(^o^)/更新頑張ります！温かいお言葉励みになりました。ありがとうございます(^^)/ (2020年5月6日 2時) (レス) id: 8b2aa36d50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仔犬
| 作成日時：2020年4月30日 9時
