頭蓋骨持つな【ハイキュー】【国見英】

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「 夏祭り？ 」

「 そうそう！A誰といくの？ 」

「 えーバイトかなその日 」

「 嘘でしょ？国見君と行かないの？ 」

「 英？なんで？ 」

「 仲良いじゃん 」

「 うーん… 」





まだまだ暑い７月、今週末に夏祭りがあるそうで昼ご飯を食べるために横に座った友人からそんなことを聞かれた

今年はお金をたくさん貯めようとしているし夏祭りなんてそこまで興味がなかったから特に気にしてなかった。しかし、開催されると耳にすれば少し行ってみたいななんて思ってしまう






「 花火上がるの知らないの？ 」

「 花火上がんの？！ 」

「 え、うん 」

「 何時から？！ 」

「 多分８時とかじゃない？ 」

「 それなら行こっかな 」

「 バイト休むの？ 」

「 んや、終わったら爆速で行く 」

「 ウケる 」




花火が上がるとなれば話は別。余談だが私は花火好きです。あ、知らなくていい情報？まあいいや、

花火ってキラキラしててでっかくて派手じゃん？めっちゃ好き





「 桜木ー 」

「 はいはーい、どした英 」

「 今日バイトあるんだっけ？ 」

「 んや、ないけど？LIMEで聞けばいいのに 」

「 通り過ぎたら居たから 」




話の話題にもなってた英が偶然通りすがって隣の友人は目を輝かせている。面食いめ

話題にされてるなんて知らずにふらりと寄ってきた英は今日もスマートで、白と黒だけなのになーんでそんなに着こなすのさ。羨ましい





「 それなら今日寄っても大丈夫？ 」

「 いーよ、英あと何コマ？ 」

「 俺もう帰る 」

「 じゃあ帰りにジュース買っておいてー 」

「 めんど 」

「 うだうだ言わない 」

「 ハイハイ買っておくよ 」





片手を上げて手を振りながら去っていく英
その瞬間、友人に肩を揺さぶられて勢いよく聞かれる





「 エッ？！ナニ？！同棲？！ 」

「 はぁっ？！違うけど？！ 」

「 じゃあ何よ今の会話！！！ 」

「 家が同じアパートだからたまに一緒に夕飯食べてんの！！ 」

「 同棲じゃん？！？！！！ 」

「 声高い馬鹿！！！！ 」






周りから奇怪な目で見られる私たち
中には会話内容を聞いていたのか目線が般若のような女の子もいる









とほほ、と項垂れながら明日からの私の生活が安全な事を祈りながら夜ご飯を考える

隣の友人は放置しておいても構わないだろう。ウン








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