隣のおにぎり宮さん【ハイキュー】【宮治】

No.015 ページ15

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「 では１週間後に最終打ち合わせをお願いします！ 」

「 連絡先聞いておいてもいいかな？普通に遊んだりしたくて… 」





打ち合わせも終わり時刻は夕方
お見送りのためにお店の前まで出ると潔子さんが耳に髪をかけ、照れながら伝えてきた。ちょっとまって女神……





「 勿論！私の方こそお願いします！ 」

「 また後輩ができたみたいで嬉しいな 」




ふんふん、と浮かれながらLIMEの画面を出してQRから追加する。アイコンは龍之介さんとのツーショットでホームは…？多分これ垂れ幕？？部活のやつか！



すると横のおにぎり宮から人影が。
金髪の侑さんと銀髪の治さんと……あ、EJPの角名さんだ。





「 アレ、あんたら烏野の 」

「 ワオ、久しぶり 」

「 Aちゃんの知り合いなん？ 」




上から侑さん、角名さん、治さん
バレー関係だろうな。なんて思いながらその光景を眺める
角名さんと侑さんは潔子さんに絡んでいて、龍之介さんは潔子さんを守るように立っている。

そんな光景を見ていると治さんが私の横に立っていた




「 知り合いだったん？ 」

「 ああ、お店のお客様なんです。あの２人 」

「 そういうことか、にしても偶然やなあ。 」



西日の方向に立っている彼らを見つめながら眩しそうに帽子に手をかける
横顔がなんだか綺麗で少し見惚れてしまった。


やっぱり最近私おかしいのでは。




「 ハッ？！特攻隊長美人マネと結婚するん？！ 」

「 その呼び方おかしいだろ！！金髪！！ 」

「 ほんなら金髪呼びもやめや！！！ 」





「 大人気ないなあ、龍之介 」

「 ッスね、うちの侑がすんません 」







「 なんか、、面白いですね 」

「 せやな、珍しい光景やな 」





言い合う龍之介さんと侑さん、保護者のように見守り謝り合う潔子さんと角名さん
そしてそれを眺める私と治さん。まさにカオス






「 結婚式俺らも呼んでや！戦った仲やろ？ 」

「 優先順位低いけどいいのかそれで宮は… 」

「 まあええで、一時期はライバルやったけど今は友達認識やけどな俺 」

「 いい奴だな！ 」

「 せやろ〜！ 」




天狗のように鼻を伸ばして自慢げになる侑さんを横目に結婚式は沢山のバレー関係者が押し寄せるんだろうなあ。なんて考えていた。





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