求愛行動【ハイキュー】【角名倫太郎】

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「 やっとお昼だ… 、治くん、起きて、お昼だよ 」

「 お昼ッッッ 」

「 うわっ、 」

「 あ、すまん、驚かせたか 」

「 うん、少しだけ 」









午前授業全て寝ていた治くん

不思議なことに毎日お昼休みになるとピシャッとおきるのだ

体内時計にそういう機能でも付いているのだろうか









「 おいおい治、可愛い宮成を驚かすなよ、ありがとう 」

「 言ってること無茶苦茶やで 」

「 気のせい気のせい 」





お弁当を持ってこちらの席にやってきた角名くん
バレー部はいつもここの教室でお昼をとっている

だから、そろそろ彼らも来るからであろう









ガラッ









ほらね









「 スナー！サムー！食うでー！ 」

「 ちょおこら侑、無理やり開けるなアホ！！ 」

「 腹減ったんやからええやん。細かいなあ銀は 」

「 お前が雑なだけや 」









そう、お隣のクラスにいるバレー部
侑くんと銀島くんもこっちに来る



朝も思ったけど昼休みは女子の目がライオン並みに鋭い



可愛い顔が台無しになるよ









「 席使ってええか？ 」

「 いいよ、私ここで食べないから 」

「 エッ、宮成がここで食べないなら俺も食べない 」

「「「 はぁ？？ 」」」

「 えっと…角名くん？ 」

「 いいじゃん、食べよ。俺の膝くる？ 」

「 ばっ、馬鹿なの？！私友達のところ行くから！ 」









爆弾発言もいいところだ

角名くんがそう言った瞬間クラス中の音がなくなった

そして向けられる多数の視線









私は恥ずかしくなってお弁当を引っ掴み別のクラスにいる友達のところに行くべく一目散に走り出した









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( 可愛いな、宮成 )


( 告白すりゃええのに )


( そんなすぐにしないよ )


( ふぅん？ )









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