伍十弐話 さぁ、驚き給え ページ8
『はいー、そこ騒がないー。興奮するのは分かるけど同田貫正国立ち上がらないよー、まだ話続いてるから座ってよー。えー、今回は皆も知ってると思うけど長谷部に一任したからなー、俺は一切関わってないから安心しろー。まぁ誰が誰と組まれてるかは後で見といてくれよー』
そう言いつつ左手に二枚の紙をペラペラとさせて近くの机に置いた。
『さて、本題に入りまーす』
そう言いつつ懐から一枚の紙を取り出した。
お察しの通り、三日月さんが持ってきたあの紙である。
『えー、引越しします、以上』
全員「「「「……はぁぁああぁああ?!」」」」
三日月さんを除くほぼ全員がそう叫んだ。
ちなみに三日月さんは袖で口元を隠して必死に笑うのを我慢している。
あと、耳痛いぜ☆。←
一「え、ひ、引っ越しですか?!」
『そう、引っ越し』
長「主、そんな話聞いてませんよ?!」
『言ってなかったもん★』←
歌仙(以下、歌)「要点が全部抜け落ちてるよ…」
『あー、説明する、しますんで皆さん落ち着いてく出され、ほらほら座って』
驚きで立ち上がった人達を座らせると、わざとらしく咳をしてから話し始める。
『えー、理由ですが、敵……つまりは歴史修正主義者に本丸の位置がバレてしまってな。政府内でも問題になってたらしい。まぁ詰まる所、このままここにいたらいつか倒せないぐらいの敵が押し寄せてくる…って事も考えられる。俺も応戦してもいいが……一ヶ月はこの状態だ。無理がある。それで政府から昨日結論が出された、それが引っ越しすること。この事を知っていたのは俺と、たまたまその場に居た三日月さんだけだ。ちなみに引っ越し先は既にいつでも行ける状態だ』
そのまま俺は続ける。
『つー事で、明日までに荷造りしとけよ、それじゃあ解散!』
そう言って俺は手に持っていた一枚の紙を机に叩きつけて広間から出た。
そこにはこんのすけがちょこんと座って待っていた。
『どうしたこんのすけ?』
こ「…皆様はお忘れになっていらっしゃるのですが、実はあと一振り足りないので御座います」
『…あれで全員じゃないのか?』
こ「三条の小狐丸様です。私めの親しき友人で、とてもお強い方なのです」
『…三条…三日月さんや石切丸、岩融に今剣すら覚えてないのか?』
こ「前の主様が何処かへと小狐丸様を刀に戻して隠し、この本丸全員の記憶を封印したのでございます」
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花蓮(プロフ) - 鶴丸に似てるとは私も言われます。加州かわいい!鶴さんゲームやり込みそうですねwwww (2018年3月21日 6時) (レス) id: bd02a02548 (このIDを非表示/違反報告)
秋斗(プロフ) - 自動販売機投げる御人で盛大に吹きましたwwwwwwwwwwwwwww (2017年8月25日 1時) (レス) id: 733ec63318 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっきー - 東方要素出てきてワロタ (2016年12月4日 10時) (レス) id: 0e72e17821 (このIDを非表示/違反報告)
鏡花@狐さん(プロフ) - あいすさん» 初コメありがとうございます。返事が遅くなって申し訳ないです。ありがとうございます、頑張ります。 (2016年8月24日 14時) (レス) id: 59241869fe (このIDを非表示/違反報告)
あいす - ん゛ん゛ん゛んんんんん清光がわああああああ((殴すみません取り乱しました弱気な清光って見ないから面白いです!更新頑張ってください! (2016年8月22日 23時) (レス) id: acf5ab12fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鏡花@狐さん | 作成日時:2016年7月9日 18時