染十肆話 親切使用は当たり前← ページ34
一番前に俺、二番目に小夜君、最後に信濃。
という順で静かに資料室を目指す。
『お、ここだな』
資料室のドアは施錠されている。
おっと、まぁ想定内。
小夜「どうするの？」
『まぁ見てろって』
ピッキング用具を取り出し、ドアの鍵を開けにかかる。
…よく施錠された呪われた箱とか開けさせられたものだ、神主に。
中から妖怪やら亡霊やらわんさか出てきたなぁ…(遠い目)←
ガチャン)
『あ、開いたぞ』
信「大将凄い……」
『おう、信濃ありがとな。中には人は恐らくいないだろう、が、注意して行くぞ？』
小夜「分かった、」
ドアを少し開け、中を除く。
中も人の気配は全くなく、部屋も狭いものだった。
部屋に入り、ドアを閉める。
部屋には本棚の様な物がずらりと並び、ちょっとした図書室の様だ。
部屋の奥にはコピーを取ってくれと言わんばかりの印刷機が3台も設置されていた。
『……すげ…高性能の印刷機じゃねーか……』
設置するだけで高速で印刷してくれるコピー機だ。
これを使わない手はない。
それに加え、資料説明の表が入口近くにわかりやすく壁に貼られていた。
なんという親切使用。←
表には青色のファイルが清浄な本丸、灰色はブラック本丸か調査している途中のもの。
黒がブラック本丸で、白は元ブラック本丸。
背表紙には審神者の偽名が書かれているらしい。
『信濃は入口に居てくれ。念のために鍵掛けてな』
信「りょーかい！！」
『さて、パッと見青いファイルが六割を締めてるってとこか？あとの二割が黒で一割が灰色、白もか……。怪しいのはやっぱ灰色と黒だよな』
小夜「白も調べた方がいいと思う…」
『だよな。取り敢えず黒いファイルを。多分これあいうえお順に並んでるから…コピー取ったらファイルにしまって直していってくれ。で、こっちに戻ってくる時にまだコピー取ってないファイル持ってくる。無理はしない、オケ？』
小夜「うん」
『じゃ、作業開始……と言いたいところだが、量も量だからな…こんのすけ』
こ「お呼びですか？……って、ここは…！」
『下にいる奴ら……莎草に言って新しい本丸に行かせておいてくれ。神主…凛之助には数時間手が離せないからみんなの事よろしくって伝えろ』
こ「え、えぇ……」
『……後で稲荷やるから』
こ「わかりましたすぐに行ってまいります。…監視カメラの記録も消しておきますね」
『あ、そこまで頭回んなかった…すまない、よろしく頼む。あ、伝えた後は小狐丸か鳴狐と一緒に居ていいから』
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花蓮(プロフ) - 鶴丸に似てるとは私も言われます。加州かわいい！鶴さんゲームやり込みそうですねwwww (2018年3月21日 6時) (
レス) id: bd02a02548 (このIDを非表示/違反報告)
秋斗(プロフ) - 自動販売機投げる御人で盛大に吹きましたwwwwwwwwwwwwwww (2017年8月25日 1時) (レス) id: 733ec63318 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっきー - 東方要素出てきてワロタ (2016年12月4日 10時) (レス) id: 0e72e17821 (このIDを非表示/違反報告)
鏡花@狐さん(プロフ) - あいすさん» 初コメありがとうございます。返事が遅くなって申し訳ないです。ありがとうございます、頑張ります。 (2016年8月24日 14時) (レス) id: 59241869fe (このIDを非表示/違反報告)
あいす - ん゛ん゛ん゛んんんんん清光がわああああああ((殴すみません取り乱しました弱気な清光って見ないから面白いです！更新頑張ってください！ (2016年8月22日 23時) (レス) id: acf5ab12fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鏡花@狐さん | 作成日時：2016年7月9日 18時
