染十参話 サクセンヲジッコウスル ページ33
莎草に案内され、俺達は政府の建物へと辿りついた。
『取り敢えず人数確認だけするぞ、一期、長谷部、光忠、確認頼むぞ』
長「主命とあらば」
燭「任せて!」
一「かしこまりました」
『あー、一期、小夜君と信濃は人数から抜いて置いてくれ。今から俺と一緒に来てもらいたいんだ』
小夜「……?どこか行くの?」
『あぁ、信濃呼んできてくれ』
小夜「分かった、」
『すぐ戻る、皆のこと少しの間頼むぞ。何、無理はしないさ』
一「…お気を付けて」
少し眉を下げる一期に笑顔を見せると、信濃と小夜君と政府の上へと上がる為のエレベーターに乗り込んだ。
信「えっと…今からどこ行くの大将?」
『…政府の資料室。今から二人には頼み事されて欲しいんだ』
小夜「……?何をすればいいの?」
『信濃には俺が家探ししてる間、外の奴がこないかって見張ってて欲しいんだよね。信濃君敵兵見つけるの得意だろ?行けるか?』
信「大丈夫だよ!」
『で、小夜君はこの袋にどんどん手渡して言った奴を入れて欲しいんだよね』
小夜「…分かった、」
『で、今現在二人共戦闘服じゃないわけだけども。逆に逃げるだけなら動きやすいよねそれ』
戦闘服じゃないなら何だって?
内番服に決まってるジャマイカ。←
小夜「戦わないの?」
『必要ない争いは避けるべきってね。それに、資料は拝借するだけだしね』
小夜「……そろそろつく?」
『ん?あぁ、そうだな』
信「けど大将、資料室の場所なんて…」
『これがあるから大丈夫』
ペラリと取り出した一枚の紙。
そこには資料室までの行き方が書かれていた。
神主が渡して来てくれたのだ。
…あいつ俺の行動凄く見抜いてやがる(真顔)←
『と言うことで、第一回、資料強奪作戦を開始する』←
信「おー!」←
小夜「(え、これ突っ込んだほうがいいの…かな?)」
『作戦は簡単!めぼしい資料全部袋に詰めて逃げる!!以上!!』←←
信「了解!!」←←
小夜「(え、突っ込み待ちなのかな…ええ…えぇえ……)」
小夜君が若干困惑気味だが、作戦は続行じゃ!!←
チンッと言う音がしてエレベーターがガーッと一気に開いた。
三人で廊下をキョロキョロと見回すも、人の気配はない。
『おし、この地図によれば大和の審神者達の資料室は一番奥だ。誰が殿務めるよ』
信「俺、俺行きます!」
『よし、信濃に任せる、あと声は小さめに出そう。敵陣内だからな』←
信「( ゚д゚)ハッ!気を付けます…!」←
小夜「(何と戦ってるんだろうか…)」
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花蓮(プロフ) - 鶴丸に似てるとは私も言われます。加州かわいい!鶴さんゲームやり込みそうですねwwww (2018年3月21日 6時) (レス) id: bd02a02548 (このIDを非表示/違反報告)
秋斗(プロフ) - 自動販売機投げる御人で盛大に吹きましたwwwwwwwwwwwwwww (2017年8月25日 1時) (レス) id: 733ec63318 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっきー - 東方要素出てきてワロタ (2016年12月4日 10時) (レス) id: 0e72e17821 (このIDを非表示/違反報告)
鏡花@狐さん(プロフ) - あいすさん» 初コメありがとうございます。返事が遅くなって申し訳ないです。ありがとうございます、頑張ります。 (2016年8月24日 14時) (レス) id: 59241869fe (このIDを非表示/違反報告)
あいす - ん゛ん゛ん゛んんんんん清光がわああああああ((殴すみません取り乱しました弱気な清光って見ないから面白いです!更新頑張ってください! (2016年8月22日 23時) (レス) id: acf5ab12fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鏡花@狐さん | 作成日時:2016年7月9日 18時