鳥居をくぐったその先にブラック本丸あるとか聞いてない 弐 【刀剣乱舞】

伍十染話 謹慎中 ページ13

『…信濃藤四郎、とりあえず離れてくれないか？動けぬ』
信「えー…」
『えー…じゃないし露骨に嫌な顔しない！！』

もう懐入れてやらんぞ！！と言えば大人しく俺の前に正座した。
チョロい(確信)←

『…とにかく、まずはちゃんとした自己紹介から。俺はここの本丸……つっても明日引っ越すが、審神者をやらせてもらって…やらせてもらってるんじゃなくて成り行きだった。まぁ、そんな感じのやっだ。俺は空。偽名だけど嘘はつかない主義。聞かれなきゃ答えないタイプ。よろしくな！』
信「俺、信濃藤四郎。うちは兄弟多いし、俺、秘蔵っ子だから、あんまし知らないかも。でも、仲良してね、大将！それから俺のこと信濃でいいから！」
『じゃあ信濃君よ、とりあえず最初のミッション…頼み事を頼まれてくれ。ちなみにこの頼み事を聞いてくれたら三時間は懐に入れてやる』
信「なにすればいい？」
『いち兄の誤解を解いてこい。いけるか？』
信「任せて！！」

そう言って信濃君は飛び出して行った。
…部屋分かるのか？
まぁ兄弟パワーで分かるだろうけども。←
さて、暇になってしまったな……。

？「主さんいます？」
『？おー、誰かと思えば堀川国広じゃないか』
堀「さっき知らない子が居たんですけど…赤髪の…」
『信濃君の事か？粟田口派の短刀の一振りで、名は信濃藤四郎。元々は他のブラック本丸の子だったんだけど、闇堕ちしかけで政府に保護されてたから俺が引き取ったんだよ』
堀「そうなんですか…。あ、そうじゃなくて！その、この前はすみませんでした！！」
『？あー、あの時のこと？別気にして無いし。謝らないでいいよ』

そう言って目の前に座って頭を下げる堀川国広の頭を撫で撫でする。

『と、ちゃんとした自己紹介して無かったな。俺は空。偽名だけど嘘はつかない主義。聞かれなきゃ答えないタイプ。よろしくな！』
堀「！こちらこそよろしくお願いします！あ、僕は堀川国広です！どんな呼び方でもいいですよ！！」
『…えぇ、一番困るタイプ…んんーじゃあ堀くんで！』
堀「そうだ主さん、兼さん知りません？さっきから探してるんですけど…」
『んー？和泉守兼定？残念だけども俺は見てないかなぁ…一緒に探してやりたいところだけども……生憎薬研君とこの部屋から今日一日トイレの時以外出ないって約束しちゃったしな。スマン』

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