疑惑【リク】※ 微pink ページ28
貴『今日はありがとね』
小「Aのお願いやったらお安い御用やしー♡」
素直にお礼を言うと、ガバッと私に抱きついて猫みたいに私の首元にスリスリしてくる小瀧。
いつもやったら蹴り飛ばしてるけど…今日は感謝しなあかんからな。
…というのも、
放課後、小瀧が藤井さんへの記念日プレゼントを一緒に選んでくれたからで。
男性へのプレゼントセンスが全くない私には、大助かりだ。
しかも、
貴『こんなんも貰っちゃって』
小「これは俺があげたかっただけやのー」
小瀧から貰ったのは、可愛い髪飾り。
…私が頼んだ側やのに、申し訳ない。
小「これから流星と会うんやろ?それ着けていってや」
貴『え?』
小「可愛ええし、似合っとるから。…それと、いろんな意味で面白くなりそうやし?」
貴『…はい?』
小「まぁ、とりあえずそれ着けていって!」
貴『あぁ…おん』
何故かニヤニヤしながらそう言った小瀧は、
頑張れよ!と私の頭を軽く撫でて帰っていった。
貴『さすが恋愛マスター…』
女子が喜ぶ方法を知り尽くしてやがる。
まぁでも、今回は小瀧に感謝やな。
ありがと、とその背中に小さく呟いて、
約束通り髪飾りを身に着け、私は藤井さんの家へ足を進めた。
ーーー
ー
__ピンポーン
貴『藤井さーんっ!』
藤「…ちゃんと聞こえてるから毎度毎度インターホン押した後に大声で叫ぶん止めてくれる?
インターホンの意味ないやん。」
貴『んふふ笑 お邪魔しまーす!』
そう言って、はぁ…とため息をつく姿を特に気にせず、藤井さんの家の中へ入れさせてもらう。
貴『なんと!今日は藤井さんに… 藤「おい」
貴『え?』
プレゼントあるんです、と言おうとしたのを、何やら怪訝そうな顔をした藤井さんに遮られる。
貴『ど、どうされました…?』
え、何何
急になんでこんな不機嫌に…
藤「…なんかお前、ちゃう」
貴『へ?』
藤「ちょっとこっち来い」
貴『えっ!?ふ、藤井さん!?』
突然グイッと強引に手を引かれ、
そのままズカズカと藤井さんの部屋へ連れていかれる。
貴『ちょ、藤井さ……うわっ!?』
そして、そのままベッドへ押し倒され、藤井さんが馬乗りになる。
貴『あの…え、えぇ?』
藤「なんかお前、ちゃうねんけど」
貴『ちゃうって言われましても…』
一体何がなんでしょうか…
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エナジーmonkey☆彡(プロフ) - 続編みたいです! (2017年7月23日 2時) (レス) id: f766f96ff8 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 続編、楽しみにしています!! (2017年6月3日 23時) (レス) id: a14dd51e33 (このIDを非表示/違反報告)
フ ジマ ル ◎(プロフ) - いつも、めちゃめちゃキュンキュンドキドキで読んでます!これからも更新頑張ってください!応援してます!!!!!!! (2017年4月12日 19時) (レス) id: 6bddea63d8 (このIDを非表示/違反報告)
美嘉(プロフ) - いつもキュンキュンして読んでます///リクエストお願いしてもいいですか??流星君にコスプレさせようとするけど断られたから自分がコスプレして流星君がめっちゃ照れるけど最終的にはイチャイチャする話お願いします!裏なしで!もし良ければ!! (2017年4月9日 20時) (レス) id: 7d579892d4 (このIDを非表示/違反報告)
藤井智子(プロフ) - のーちゃむ。さん» (〃・д・) -д-))ペコリン (2017年3月28日 17時) (レス) id: 5eccb32aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のーちゃむ。 | 作成日時:2017年1月29日 22時