LOVE 30 ページ31
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小「はぁ〜…笑った笑った」
貴『小瀧が勝手に変なことして笑っとったんやろ笑』
雑貨屋を出て、家路を歩く私達。
…あれから、雑貨屋の仮装グッズに興味を示してあらゆる所でボケ倒した小瀧。
そのお陰で、私と小瀧の腹筋は崩壊寸前。
小「あの馬の被りもんは傑作やったわ笑」
貴『小瀧が無理矢理私に被せたやつな笑
あれめっちゃ恥ずかしかってんから！笑』
小「めっちゃ似合ってたで笑」
貴『うるさい笑』
そんなたわいもない話していると、突然小瀧が立ち止まった。
貴『？？』
……どこか一点を見つめて険しい顔をしている。
貴『小瀧……？？』
私も小瀧が見ている方へ視線を向けようとすると、
小「………行こ」
貴『へっ？？』
突然私の手をギュッと掴み、早足で歩いた。
……結局、小瀧が何を見ていたのは分からないまま。
.
.
貴『ちょっ、小瀧！！』
しばらく手を繋がれたまま歩いて、
ついに私は様子がおかしい小瀧に思い切って声をかけた。
すると、
小「あ、ごめん…」
ハッと我に返ったように素早く手を離した。
貴『どうしたん？？…様子おかしいで』
小「あぁ………うん。」
私がそう聞いても、パッとしない小瀧。
そんな小瀧に少し違和感を覚えていると
小「なぁ……Aって、まだ藤井さんの事好きなん…？」
貴『へ？？』
急にそんなこと聞いてくるもんだから、つい変な声が出る。
…でも、私の答えは決まってる。
貴『うん。もうな、呆れるほどに好きやねん。
何回もこっぴどく振られてんのに、嫌い、って言われたのに。
それでも諦められへんねん。
しつこいやろ？私。』
何回振られようが、何回嫌われようが、
今までも、これからも、私には藤井さんしかいない。
小「そっか…………。まぁ、分かってたけどな。笑」
貴『流石小瀧。私の事分かっとるなぁ笑』
笑い飛ばしながら私が言うと、何故かひどく悲しい顔をした小瀧。
小「…当たり前やん。ずっと見ててんから。」
貴『え？？』
その瞬間、視界が真っ暗になった。
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えりっぺ - 初めは切なくて胸がキュッてなったけど、藤井さんの気持ちに気付いた時から逆に胸がキュッてなりました！！ (2017年3月21日 6時) (
レス) id: 6410ca4306 (このIDを非表示/違反報告)
のーちゃむ。(プロフ) - エナジーmonkey☆彡さん» ありがとうございます！続編は、多分他の制作中の作品が終わったら書く予定です！ (2017年1月15日 11時) (レス) id: 9b616bac5d (このIDを非表示/違反報告)
のーちゃむ。(プロフ) - 結菜さん» ありがとうございます！ほんまですか！？めっちゃ嬉しいです（´；ω；｀） (2017年1月15日 11時) (レス) id: 9b616bac5d (このIDを非表示/違反報告)
エナジーmonkey☆彡(プロフ) - 続編みたいな…って思うくらい面白かったです！ (2017年1月15日 0時) (レス) id: f766f96ff8 (このIDを非表示/違反報告)
結菜 - 感動しました！最高です！！ (2017年1月14日 16時) (レス) id: 9b317aa2ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のーちゃむ。 | 作成日時：2016年12月29日 23時
