【スプラトゥーン】ライダーの腐れ縁さん 【続】

77. ページ29

〜〜Asaid〜〜

ライ「じゃあなんでオレに何も伝えてくれなかったんだ？オレだってローラー使いだから、何か手伝えたと思うんだが。」

､､､言えないっ！ライダーにカッコいいところだけ見て欲しかっただなんて言えない！
いや、言えないことはないけど、長い付き合いだし、カッコ悪いところも見せちゃってるからな〜。

『､､､そ、それは〜。』

ライ「言えないことなのか？」

うっ！なんだかライダーにしゅんとした犬の耳と尻尾が見えるっ！

『そんな事ないよっ！ただ、ライダーに、カッコ悪いとこ、見せたくなくて､､､』

あわわ〜っなんか恥ずかしくなってきた。

ライ「､､､､､､なんだそんな事だったのか？笑」

『わ、笑わないでよ！』

ライ「だってそんな事今更すぎるだろ？」

『そうだけどっ！』

ライ「そうか､､､ならいいか､､､。そうだ、お前に聞いておきたいことがあったんだ。」

『ん？なに？』

ライ「オレのどこを好きになったんだ？」

『､､､？』

え？聞きたいことってそんなこと？そんなの全部に決まってる。

ライ「前のオレは、お世辞にもいいやつじゃなかっただろ。」

『なるほど、そう言うことね。』

今のライダーは前のライダーを良く思ってないのか。前は前でいいところもあったのに。

『オレが初めて好きだと思ったところはバトルに真剣に取り組んでて、真面目なところだね。まぁ、確かに必死になっててチーム仲良く〜、チームワーク大事に〜って感じではなかったけど。』

ライ「ああ、そうだ。お前にだって、酷いこと言ってただろ。」

『そうだっけ？でも、だからこそ、野良のオレと出会ったでしょ？ライダーがどう思ってたかは知らないけどさ、チームもってたら、オレみたいな野良と一緒にバトルしてなかっただろうし。』

ライ「確かに､､､そうかもな。」

『それに、ライダーはきつい言い方だけど本気で強くなろうとしてた。ただただ負けた言い訳をしてたわけじゃないし、オレのせいにもしてなかった。負けた原因を言ってただけだ。』

『それがさ、オレには丁度いい距離感だったんだよ。一緒にバトルするには。』

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