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「UNO〜」
「え！？ AちゃんUNO！？」
Aが、等々UNOと言った。Aの持っているカードは、緑色だ。今出されているのは、緑色のカードなのでそのまま進めば上がれる。
しかし、4人が簡単に上がらせてくれるわけもなかった。レトルトが、にやりと笑みを浮かべる。
「なんか、嫌な予感がします」
「はは、どうやろな？」
何とか、緑色のままで進んでいく。Aは『緑色のまま進め』と心の中で呟く。レトルトの番になると、レトルトは緑色のカードを出した。
「う、嘘でしょ？」
しかし、それはドロー2。
Aは上がる事が出来ず、ゲームは続いた。
ゲームは終わりを迎え、レトルトが上がってしまった。Aが悔しそうな声を出す。
「最悪。上がれると思ったのに……。あの時レトさんが、ドロー2を出さなければ、」
「残念やな、Aちゃん？ 日本トップ4には勝てへんわけよ」
レトルトがそう言ってドヤ顔を見せる。するとその後、牛沢が『腹減ったわ』と呟いた。それも突然。
Aは、『でも、な、何もないですし』と牛沢に返す。その流れで、軽食を買いに行く事になった。
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作者名：椿 柊乃 | 作成日時：2018年2月3日 12時
