【実l況l者】迷子のレトさん、見つけました。【rtrt】 (ページ18)

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「で、あんたがAだっけ」
「は、はい！」

牛沢がAに視線を向ける。視聴者と言う事もあり、警戒している様だ。キヨと同じ様な行動を取っている。

ガッチマンが、『へー、よろしくー』と笑顔を浮かべた。しかし、然程興味もなさそうだ。

「……でもさ、運命みたいだよな」
「へ？」

キヨが突然、話を切り替えた。

Aは、その言葉にキョトンとする。運命、一体何が運命の様だと言うのだろうか。キヨの方に視線を向け、次の言葉を待つ。

牛沢やレトルト、ガッチマンも突然のキヨの一言に驚いた表情を浮かべていた。キヨは、自分の発言を思い出し顔を赤くする。

「何赤くなってんだよ、」
「い、今の…聞いてた、よな？」
「当たり前だろ？」

牛沢はそう言って笑みを浮かべる。あぁ、最悪だ。そう、キヨの顔が伝えていた。

「運命って、……？」

キヨに、先程の言葉の意味を問い掛ける。運命、もし自分の事だとしたらどう言う事なのか聞いてみたいと思ったので口を開く。

すると、キヨは下を向きながらも、こう言った。

「……レトさんと、Aの事なんだけど、」

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