【実l況l者】迷子のレトさん、見つけました。【rtrt】 (ページ16)

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第3章「仲間」ページ16

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『あ。A、今度うっしーとガッチさんも行きたいって言ってるんだけど、家に行ってもいいか？』
「もちろん、いいですよ。一応レトさんにも聞いて来ますね」

キヨからそう言われ、電話を切った。

それから、レトルトにそれを伝えようと、レトルトの所に向かう。

「あ、レトさん。キヨさんと牛沢さん達が、一緒に行ってもいいかな」
「……キヨくん、もしかしたらAちゃん目的で来てるんちゃうやろな」

報告すると、レトルトは良いともダメとも言わずそう言った。そんなレトルトを見て、Aは笑みを浮かべた。

「はは、そんな訳ありませんよ」
「そうやんな」

レトルトはそう言って笑った。

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「お邪魔しまーす！」

そんな声が聞こえた。レトルトは、『あぁ、うるさいわ』と毒を吐きながらも笑っている。Aは『どうぞ』と牛沢達を部屋に案内する。

「レトさん！マジで子供になってんじゃん！」
「だから言っただろ？これからはレトさん弄り放題だな！」
「やめろ」

レトルトはそう言って笑った。

牛沢達の様子を見て、Aは『あぁ、本当に心配しているんだな』と感じた。

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