Bell 10 ページ10
あなたside
優吾｢お待たせ!!じゃ、帰るか!｣
優美｢ほーい。じゃ、大我明日ね!!｣
大我｢おう!!｣
ーカランカラン
優吾｢はぁ〜……食ったな。｣
優美｢そうだねー……てか、森本たちのお金は？｣
優吾｢奢ってやったよ。｣
優美｢わあ、優しいね、優吾先生♡｣
優吾｢お前がハートマーク付けるとか気持ち悪い。｣
優美｢ひどっ。｣
優吾｢てかさ、明日大我となんか、あんの？｣
優美｢なんか、遊びに誘われた。｣
優吾｢へぇ〜ﾆﾔﾆﾔ｣
優吾『あいつ、とうとう誘ったなぁ〜』←心の声
優美｢何で、ニヤニヤしてんの。気持ち悪い。｣
優吾｢いや、ちょっとなー……笑｣
優美｢あっそ。てか、早く車行こ。寒い。｣
優吾｢だなぁ……｣
ーバタンッ
優美｢優吾……？｣
私は、エンジンをかける優吾に話し掛けた。
優吾｢ん？｣
優美｢その……ごめんね。｣
優吾｢ん？何のこと？｣
何が？という顔をして私を見つめる優吾。
優美｢その………昼休みのこと。｣
優吾｢あー……真姫の事か…………｣
優美｢うん……嫌…………だったよね？｣
優吾｢良いよ。ほら、笑え!!お前は、笑った方が可愛いんだから!!!｣
クシャクシャ〜と、私の髪を撫でる。
優美｢今度……本当の気持ち言ってね。｣
優吾｢ん、分かった。｣
いつもの優しい笑顔で言った優吾はキラキラしていた。
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作者名：のん | 作成日時：2016年12月6日 0時
