VIPルーム2 ページ9
チンッとベルが鳴る
エレベーターはかなり上まで来たようだ
上の階を示す矢印がVIPの文字で止まった
ル｢…着いたのか？｣
ルフィが不思議そうにバカラさんに尋ねると｢お待ちを…｣と一言言って、エレベーターの扉をノックした
貴｢……？｣
すると、｢するるるる｣とどこかで聞いたことのある声を発しながら見覚えのある顔が分厚い黄金の扉をすり抜け、にゅっと出てきた
全｢｢！！！｣｣
貴｢！タナカさん…｣
私はみんなに聞こえない声で呟いた
ウ｢うわっ！なんだこいつ！！｣
バ｢こちらは当カジノの警備責任者、タナカさんです｣
バカラさんの紹介が終わると｢ようこそ｣とタナカさんはお辞儀をし言った
バ｢驚かせましたか、彼はヌケヌケの実を食べたヌケヌケ人間。無機物ならばなんでもすり抜けることができます｣
なるほど………それならば納得だ
私をなだめてくれていた時、タナカさんがあの分厚い黄金の扉を音も立てずにどうやって入ってきたのか…ずっと不思議に思っていたのだ
すると、タナカさんは私の手取ると｢ささっ、お手を｣と皆に微笑んだ
そんな彼の手を握り、もう方片方の手でルフィと手を繋ぐ
次々と手を繋いでゆき一味全員が一列になったところで、タナカさんが扉をすり抜けた
すると私達全員もタナカさんと共に扉をすり抜けてしまった
貴｢えっ？私達もすり抜けちゃった…｣
ロ｢警備員さん無しでは通れない開かずの扉…………なるほど、セキュリティシステムね｣
そういう事かと理解する
貴｢タナカさんの能力が無ければ降りられないんだ……確かに物凄いセキュリティ…｣
つまりここには選ばれた客しか入ることが出来ない
超VIPな部屋
私とはあまりにもかけ離れた空間
貴｢…………私なんかがいていい場所じゃない……んだ……な…｣
私は小さな声で呟いた
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ゆり - 初めまして！ 続きが気になりすぎて待ち続けてます…ずっと… (2019年8月22日 7時) (
レス) id: dd1e67035c (このIDを非表示/違反報告)
ピム - みづよさん» お返事ありがとうございます(*´ω`*)更新再開楽しみにしてます♪ (2018年1月9日 22時) (レス) id: 6977329235 (このIDを非表示/違反報告)
紅麗(プロフ) - 受験合格おめでとうございます！！ みづよ様のテゾーロ凄く好きなので、また更新再開出来ると知って凄く凄く嬉しいです！ 今後も大変かと思いますが、陰ながら応援しています。 頑張ってください！ (2018年1月9日 21時) (レス) id: fada2675f3 (このIDを非表示/違反報告)
みづよ(プロフ) - ピムさん» ありがとうございます！！！これからまた更新再開したいと思いますのでよろしくお願いします〜！！(´；ω；｀) (2018年1月9日 21時) (レス) id: 5d0d2c4eb6 (このIDを非表示/違反報告)
ピム - 小説のテゾーロ様大好きです♪もう更新はされないのでしょうか？(´･ω･`) (2018年1月8日 23時) (レス) id: 6977329235 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みづよ | 作成日時：2016年12月30日 23時
