episode164 ページ48
次の日の朝。
りなと一緒に学校へ来ていた。
り「望ってやつしつこいねー?」
また後からあとを着けられていた。
「やっぱり…貴くんが言ってた通り警察?」
り「警察には連絡した方がいいかもね」
「うーん…」
り「今日帰り私は一緒に帰れないよ?」
そうだった…。
今日1人になっちゃう…
「明るいうちに帰るようにするよ!」
り「うーん…誰か他に送ってくれる人いないかなぁ?」
「そんな!いいよ!迷惑だし」
り「何かあってからじゃ遅いんだよ!?」
「それは…確かにそうだけど。」
り「絶対になにもされないなんてことないから!」
りなの言う通りだ。
だって今までもそうだったから。
何もされないから…って思ってたけど結局は誰かに迷惑をかけてる。
「うん…でも今日はいいよ。電話するふりして帰るから。」
り「心配だけど…」
「絶対に大丈夫だから…」
り「ん、そっか…」
だけどその日は絶望に変わった。
思いもしなかった…
り「A…大丈夫だよね…?」
「うん!今から電話するふりするから!!」
り「気をつけてね??」
「うん…じゃぁね!」
そこからりなとは別れて1人で下校した。
なんか寂しいなぁ…
あ、貴くんに電話しよー
コール後すぐに電話に出てくれた。
『もしもし…?』
「あ、貴くん?今忙しいかな??」
『いや…今休憩中だから大丈夫だけど』
「よかった…」
『で?どうしたの?』
「あー…今1人で帰ってるからなんか怖くなっちゃって。」
『は?大丈夫なわけ?例のストーカー』
「んー…今はついてきてる様子はないよ。」
『心配だけどね…』
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作者名:かずみ | 作者ホームページ:http://kazumidaikilove415
作成日時:2017年11月19日 17時