episode140 ページ24
なんで私________。
大貴くんといるんだっけ…。
「貴くん…怒ってるかな…?」
大「まっすーに少しは考える時間与えた方がいいよ」
考える時間…。
_________私はさっきあったことを思い返した。
。
。
。
大「少なくともまっすーよりはAの痛みは知ってるよ。」
貴「は…?どういうことだよ。なんで有岡が…」
大「Aさっき俺のとこに泣きついてきたんだよ?」
大貴くん…それは…。
貴「さっき…?Aが泣くようなこと、」
大「してんだよ。」
やめて…
全部私が悪いのに…
大「1回ちゃんと自分の胸に手を当てて考えてみろよ」
大「Aの気持ち分かるまでAをまっすーに渡すことできないから」
貴「は?じゃあAは…」
大「俺が連れてく」
「もうやめてよっ!私が全部悪いの…」
「私が…やきもちなんて妬いたから…」
貴「やきもち…?」
大「とにかくまっすーはちゃんと考えなよ。行くよ?A」
私は…
「行かない…貴くんの側にいる。」
私がそう言ったのに…大貴くんは強引に私を引っ張って行った。
。
。
。
でも__________
振りほどけなかった…。
振り返った時に見えた貴くんの苦しそうな顔…。
貴くんを傷つけてしまった。
傷つけたのは紛れもなくわたしだ。
「貴くん…ごめんなさいっ…」
ごめんなさい…。
。
。
。
。
大「Aいつ帰るつもりだった?」
「明日…」
大「なら明日俺が送ってくから。」
貴くんは…?
また会えなくなっちゃう。
大「ねぇ。A…。1回ちゃんと考えなよ」
考えるって…
「なにを?」
大「これから上手くやってけるなんて俺は思わない。」
なんで?
なんでそんな事言うの…?
大「まずね?上手くいくにはあいつをどうにかしないとダメだよ」
あいつ…?
りなだよね…
____________私もちゃんと…
考えないと____________
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作者名:かずみ | 作者ホームページ:http://kazumidaikilove415
作成日時:2017年11月19日 17時