‡ ツンデレ注意報 解除 ‡

見くびらないようにしましょう ページ15

＿信五side＿



『亮！

お昼食べよ♪』



女らしい弁当抱えて亮のとこに来たA…

(なんで、すでに呼び捨てやねん by亮)




亮「おん！ みんなで食べよ？

なぁ、ええやろ？」




安「おん、ええよー♪」


忠「Aちゃん？ 歓迎やでー」


す「はよ行こーや」


丸「今日のご飯は何やろなっ♪」




この4人は心開いとるみたいやな…



ヨコは…どーなんやろ

また いつもの人見知りなんかな


それとも…






『村上さん？

どーしたんですか？』



信「えっ、」



ボーっと考え事しとったら

声かけられた




『みんな、行っちゃいますよ？』





…コイツ、昨日と変わりすぎてて

なんか信用できんねん




得体が知れないっちゅーか…



そんなんで、いまだに敵意(？)むき出しな感じの俺


そんでビビったんか、Aが ふっと目をそらす









『あ、』




信「あ？」





少し、怯えたような目で俺を見てから





『そこのボタン…とれかけちゃってますよ？』




俺のシャツの袖口を指差す





信「うっわ、ホンマや…

取れそうやん、最悪」



いっそのこと、ぶっちぎって帰ってからオカンにつけてもらおうか…



なんて、考えとったら





『あ、大丈夫です！

あたし、裁縫セット持ってますよ』




…は？


何言うてん、コイツ…



信「や、そんなん借りても俺 つけられへんし…」


『じゃあ、あたしつけますよ？

こー見えても、けっこう得意なんです！』


信「…え、え？」


『ちょっと、失礼しますね』





それから、めっちゃスムーズに

きれいにボタンをつけてくれた





『はい、できあがり』


信「あ、あり…がとう」


『いいえ、どういたしまして！』



そう言って見せてくれた笑顔が、かわいいなって思って

思わず、俺も笑ってもうた



そしたら、びっくりしたような顔して、




『良かったぁ、

村上さん、あたしに対してずっと怖い顔してるから

そんなに嫌われたかなーって思ってました


初めて、笑顔見せてくれましたね♪』





…っ！！/////







亮「Aー？

何やって…って、あーーー！！


村上君！ 二人で何やってんねん！」


『ちょっと、亮！

村上さんのボタンが取れかけてたから、つけてただけだよ？ｗ』






そんな会話を横で聞きながら…



あれ？

なんや、さっきの…





す「ヒナー、」




そしたら、すばるが来て

一言、









す「お前、真っ赤やで？ｗ」

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