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ハモリすぎはやめましょうページ13

＿丸side＿

丸「おっはよー」

教室に入ったら、亮ちゃんと章ちゃん以外の皆が集まっとって

裕「お、マルや」

信「なんや、やっぱ今日亮が遅いんやな」

忠「絶対、最後に来るんマルちゃんかヤスやったもんなぁ」

丸「俺かて、たまには早起きしますよ！」

す「や、マルが来た時間はいつも通りやしｗ」

時計を見ると、

あら、ホントｗ

ぴったり、始業10分前…

自分の席に荷物をおろし、

まだ隣の席の人も来とらんことに気づく

丸「…今日もキレられるんかなぁ……」

ひとり言のつもりやってんけど

がっつり聞こえてもうてたみたいで

す「あぁ、亮のある意味強烈な彼女な？ｗｗ」

忠「もっと、かわいーぃ感じの想像しとったｗ」

信「まぁまぁ、タイプは人それぞれやしな」

…なんて、みんなは言っとったけど

はっきり言うて、そんな変わった子やとは

思わんかったけどな…

男嫌いっちゅーのは、

かなり付き合いづらいけど……

.

裕「なぁ、みんな…

なんか、今……ヤスから変なメールきてんけど」

「「へ？」」

みんなで裕ちんのケータイ覗き込んでみると

“亮の彼女さん、ヤバい！！”

その一行で終わり…

す「？なんや、コレ」

信「アイツ、寝ぼけとんのちゃうか？」

信ちゃんがそう言った、すぐあとに

＿ｶﾞﾗｯ

亮「はぁ、今日 Aのせいでめっちゃ遅れたやん！」

『ごめん～…

え？でもあたしなんかした？ｗ』

やけに明るい、楽しそうな声が聞こえて

ドアの方に振り返ると

「「…誰？」」

…なかなかないで、

５人の声がきれーに重なるのって……ｗ

したら、後ろのドアから入ってきたらしいヤスが

いつのまにか俺らの近くにおって

安「びっくりやけど…」

す「うわっ！安田か！ビビった！！」

忠「なんやねん、急にっ！」

裕「つか、なんなんお前、このメール…」

信「いや、それよりも亮やろ！！

昨日の今日で、彼女変わってんで？！」

安「あれ、昨日の転校生…

亮の彼女さんやって…」

「「…は？！」」

なんやねん、今日ハモリすぎやん…ｗ