もしも、∞に女の子がいたら… ｛短編７｝

Ｈａｐｐｙ　Ｂｉｒｔｈｄａｙ記念！ ページ25

〜ひっかからない〜


＿信五side＿


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絶対、おかしい


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今日の仕事、一つ一つ終わるたびに

俺と目も合わせず、そそくさと楽屋に帰っていくメンバー達


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気にせずに一人、ゆっくり戻ると


裕「おぉ？！ なんや、ビビるやんけっ！」


す「ノックくらいせぇよ！」


信「いや、普通自分らの楽屋でノックせぇへんわ！」



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一か所にかたまってこそこそ、なんか話しとったメンバー…


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なんや…？

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特に、理由があったわけでもなく

ふとカレンダーに目をやる


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…あ、1月26日………


今日、俺の誕生日やったんか…


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ははーん、それでアイツら…


今まで、ずっとドッキリできたもんなぁ

その方が盛り上がる、言うて…


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今回もそのパターンかぁ…？


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…せやったら…………


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信「なんや、お前ら…今日つまらんな」


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丸「…へ？」


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信「俺んことハブっとるやろ？

なんや、気ぃ悪いわぁ…」


安「あれれ…信ちゃーん？

ごめんてぇ、すねんといてよ」


信「ええよ、別に 気にしてへんし

ほら、続けてええねんで？」


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忠「あかん…どないすんの(ｺｿ 」


亮「う〜ん…初めてのパターンやなぁ…

ちょお、A…どないする……って、Aっ？！」


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A「ヒナ、ごめんっっ！」


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丸「えぇー、バラすん？(ｺｿ 」


す「てか、若干泣きそうになっとるやん、A…ｗ(ｺｿ 」


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A「ごめんな？ 仲間外れになんかしてないて


ほら、今日…ヒナの誕生日やん

せやから、みんなでサプライズパーティーの計画立ててんやんかぁ

…お願いやから機嫌なおして？(泣 」


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っと…これは……

予想外やぞ、まさか涙目でくるとは


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でも、あかん…おもろい！

ホンマに当たっとって笑える！！


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信「…くっｗｗ ははは！


いや、すまん すまん！ なんや、こそこそしとるから

そーなんかなぁ、思って探ってみたんよｗｗ

別に機嫌悪くしとらんし 泣くなやｗ」


A「ふぇ…そうなん？ 良かったぁ」


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そのあと、みんなからプレゼントもらったり

A作ったケーキ食べたり


楽しい誕生日を過ごせましたとさ


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裕「…お前、Aのこと泣かしたやんなぁ…？」


す「あー、それ 俺も許せへんわぁ」


信「は？ ちょ、待って…

こ、怖いねんけどっ！」

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