＊９ ページ25
＿アーセナルside
「ローズ…？どうしたん？」
休憩中に裏玄関の外に張ってあるフェンスによりかかって
煙草をふかしとったら
いきなり玄関の戸が開いて…
涙で顔を濡らしたローズが出てきた
ローズ「あ…アーセナル」
今まで、ローズの泣き顔を見たことはなかった
せやから、少しびっくりした
どんなにつらくても、悲しくても
ローズが泣くことはなかったんに…
でも もしかしたら、これまでも泣いとったんかもしらん
…俺らがいーひんとこで
「…なんか、あったんか？」
泣いてる女の慰め方なんて知らんし
…いや、男でも分からんけど
ローズ「ん、ごめ…っ なんでもないからっ！」
…確かに慰め方は知らんけど
お前が強がっとることくらいは
俺やって分かんねんで？
「えぇやん、泣けば…
別に…見たりせぇへんし」
ローズ「ううん！ ホントに…目にゴミが入っただけやから」
…それ、お前の悪い癖やと思うで？
全部、一人で抱え込もうとするとこ…
「何があったんかは知らんけどなぁ…
お前、強がりすぎや」
まだ少し、目に涙をためた状態でいるローズ
「俺らのこと、もっと頼れや
ホンマは弱いくせに、無理して強がって…何になるん？
それとも、俺らんこと信用しとらんの？」
…今まで思っとったこと全部
思わず言ってもうた
ローズ「…信用してへん、わけないやん…」
「え？」
ローズ「信用しとるに決まってるやろ！？ だからやんか！
強くならんと、守れへんやろ！？ あたしが弱いまんまやと
また、大事な人たちが…あたしの前から…いなくなってまう気がして…
もう、一人は嫌やねん
絶対、泣かないで… 絶対笑っとって…
ちょっとでも、みんなの役に立ってられて…
そしたら、もう一人にならんですむかもしれん…思って…」
…初めて聞いた
ローズの本音
そんなこと考えとったんや…
泣きながら めっちゃ しゃべったせいでか
しゃがみこんで、荒く息をするローズ
「…ローズ」
吸いかけの煙草を落として、足で消し
俺も、ローズの隣にしゃがむ
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？「はい、そこまでー
一人でかっこつけすぎやで？ アーセナル」
ラッキーアイテム
革ベルト
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リンゴ∞(プロフ) - れいあさん» いいよ♪ (2012年7月25日 19時) (携帯から) (
レス) id: 9d64223e07 (このIDを非表示/違反報告)
れいあ - リンゴ∞さん» はーい(*´▽｀*) んじゃ、リンゴでもいい？ (2012年7月25日 17時) (レス) id: 25004c7b09 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ∞(プロフ) - れいあさん» ありがとうございます♪亮解ですっ(｀◇´)ゞじゃあ、れいあって呼びますね♪ (2012年7月25日 16時) (携帯から) (レス) id: 9d64223e07 (このIDを非表示/違反報告)
れいあ - リンゴ∞さん» ありがとうございますヾ(≧∇≦) お友達なりましょー！呼び捨て&タメでお願いします☆彡 (2012年7月25日 11時) (レス) id: 25004c7b09 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ∞(プロフ) - れいあさん» この小説めっちゃ好きです♪突然ですけどお友達になってもらえませんか？ (2012年7月25日 10時) (携帯から) (レス) id: 9d64223e07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいあ | 作成日時：2012年7月14日 23時
