彼女に会いに行く2* ページ33
A「何が面白いの!!」
健二郎「なんか……ぶふっww」
A「もーーっ!!」
健二郎「大丈夫w 美味しいからw」
味は…とこっそり呟くとものすごい目で睨まれた。
A「切り方が悪いと言いたいんですね。へーへー、わかりましたよーだ。」
ふんっと言いながら鍋を食べ進めるA。
拗ねた態度も可愛い。
健二郎「またうまくなっていったらええやん」
A「やだやだ。包丁嫌いなのに頑張ったんだから!!もうやだ!」
健二郎「んー、よしよし。ありがとーなー?」
A「むぅー」
箸を置いて、向かいに座っているAの
頭をそっと撫でる。
照れたように、でも満足そうに俺を見つめる。
健二郎「また作って?」
A「………頑張る//」
健二郎「ん。俺も仕事頑張る」
ぽんぽん、と二回手を置いて再び箸を握る。
健二郎「ふぃー」
A「ごちそーさまでしたー」
健二郎「ごちそーさん♡」
A「健ちゃん飲まんかったねぇ」
健二郎「酔っ払ったら襲いそうやから」
A「////」
ボンッ、と言うかのように一瞬にして
Aの顔は赤く染まった。
その顔を手で隠して誤魔化している。
やばい、本当に襲いたくなってきた。
健二郎「………だーーーっ!!」
A「え?」
ソファにダイブする。
Aを見ないようにソファに顔を埋める。
A「寝ちゃったの…?」
あれー?と言いながら俺の周りを歩く
音が聞こえる。
だからそーゆーのやめろ!
健二郎「わーーーーーーっ!!」
A「うおっ!」
健二郎「ねぇ、誘ってないよな?」
A「えっ?えっ?」
健二郎「うわーーーーっ!!自爆ーーーっ!」
はっきり“誘ってない”と言ってくれれば
俺も諦めがついたのにそんなに
戸惑われたら余計に抱きたくなる。
抑えろ、俺。しずまれ。
A「えっと…誘ってはないけど…」
健二郎「??」
A「……その…いいよ?//」
健二郎「!??」
A「私は…いいよ………?////」
言っちゃった…と言いながらしゃがみこむA。
……抱いてもいいってことだよな…?
ホントにいいのか…?
健二郎「ホンマに?」
A「ん…//」
健二郎「……俺、止まらんで?」
A「…いい…よ……?//」
俺は無意識にAを抱き上げていた。
ベッドに連れて行って押し倒す。
A「や、やっぱり…//」
健二郎「無理。いいって言うたやろ」
A「あ、待って…//」
健二郎「待てへん」
Aの唇をそっと塞ぐ。
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作者名:相川優羅 | 作成日時:2017年2月12日 21時