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甘い夢* ページ25

健二郎 side

A「健くん♡♡今日出かけない??あ、起こしてゴメンね?……なんか…寂しくなったから…」

かわいーなー…
ほんわかしてるなー…
朝からこんなふうに起こされたいなー…

A「今日休みでしょ??起きよ?………あー、やっぱでも…ゴロゴロしてたいねぇ……」

布団の中でぎゅっと抱きしめられて
俺は幸せでいっぱいに……

あ……れ…………?

健二郎「……」

ほんわかした幸せは打ち砕かれた。
浅い浅い夢だった。

健二郎「うわーーーっ!!//」

夢にまで出てきてしまうAちゃん。
出会った時から数えられるくらいしか
日にちが経っていないのに
俺の生活にAちゃんは
欠かせなくなってしまった。
俺の下半身は夢だけで反応している。
もーー!//
声………聞きたいなぁ………
俺は本能的にAちゃんへの電波を飛ばした。

A『ん………あれ?健くん…??』
健二郎「おはよ」

平然を装って朝の挨拶から。

A『あれ?あれ??……さっき健くんと一緒に寝てたのに……?』
健二郎「寝てた??俺と??」
A『寝てたのに……? うわぁっ!!寝ぼけてた!!いやーーーーーあっ!』
健二郎「え?w」
A『夢と現実混ざってた//』
健二郎「なにそれw」

Aちゃんも俺と同じような夢見てたのかな。
一緒に寝てたって同じだもんな……?

健二郎「俺もおんなじ夢見とったかもw」
A『え……私が先に起きて健くんを起こしたの。それで一緒に出かけよう、って…』
健二郎「おんなじやーっ!w」
A『すごーw』

Aちゃんも俺の事考えてくれてたのかな。
考えてなかったら夢にまで出て来ないよな。
ってことは俺もAちゃんのこと
ずっと考えてるってことか。
自分で推理して照れる。

健二郎「……//」
A『あ、えっと……おはよう』
健二郎「う、ん。おはよ」
A『ふふ………寝起きの健くんってこんな声なんやね』
健二郎「寝起きのAちゃんってこんな声なんやーw」
A『なんか新鮮だねぇw』
健二郎「新しいなぁw」

くすっ、と笑う声がかすかに聞こえて
俺の心臓が跳ね上がる。
Aちゃんの動作、息遣い、一つ一つに
神経が集中してしまう。

A『………あ…健くん、今日仕事なの?』
健二郎「んーん、休み。Aちゃんもやろ?」
A『うん。』
健二郎「………」

会いたい。
Aちゃんに会いたい。
言え!山下健二郎!行け!

健二郎「今日………会える?」
A『え…//』

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作者名:相川優羅 | 作成日時:2017年2月12日 21時

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