幼馴染【アバンティーズ】 (ページ33)

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さんじゅうにページ33

エイジ「･･･ん」

えいちゃんは口を私に向ける。

エイジ「早くしてくれない？」

あ「･･･っ･･･」

そら「エイジ」

丁度キスしようと、口と口の間が僅か5mくらいしか開いてないときそらがそう言った。

リクヲ「なにしてるの？」

ツリメ「どっかいったと思ったら、こんなところにいたんだね」

そら「ねぇ、なにしてるの？
早く答えろよ」

今のそらにいつもの明るい笑顔はなかった。
すごく怒っている。

エイジ「見ればわかるよね？」

そら「は･･･？
自分が何してるか分かんないの？」

エイジ「分かってるよ？
なに、そらもしたいの？
じゃあすればいいじゃん。」

そら「･･･リスナーに･･･Aに、手出すなよ。恋愛はなるべく控えろって言われてるだろ」

ツリメ「そう言うそらくんも、Aに手出してたけどね。自分のことは棚に上げないの？」

そら「･･･っ」

リクヲ「み･･･みんな、１回落ち着こうよ

Aも困ってるしさ･･･？」

そら「ごめん、りっくん」

ツリメ「はぁ･･･」

エイジ「･･･」

あ「みんな、笑顔の発電所じゃないの？」

そら「･･･え？」

あ「みんな、全然笑顔じゃないよ。
全然楽しそうじゃない。そんなんじゃ、笑顔の発電所なんて、呼べないよ。」

私はゲームセンターから飛び出した。