恐怖症7side URT ページ10
ドアを開けてみんなが入って来る。
「お邪魔しまーす」
取り敢えずうーは
部屋にいさせているから坂田たちには分からない。
「とりあえずゆっくりしとけよ。」
すると、雪嵐は勘が鋭いのか
「何か話したい事があるんやないの？」
「ッ！よく分かったな。」
「なになに？うらさんが悩みごと？珍しー」
「珍しくねーよ！！年中お前のことで悩んでるわ！」
と、少し坂田に口答えした。
「すまん、話が逸れた。今から会わせたい奴がいる…んだ、けど…」
俺が言い終わる前に、うーが部屋から出て来てしまった。
「ぱぁぱ…のど乾いた」
俺は少し青ざめた。
「えっ、子供！？うらさんに！？」
「えっ、うらたん子供いたん！？」
「結婚しとったん！？」
「可愛いッ！」
「マジか…誘拐……？」
「うらたさんに子供…」
みんなうるせー！！
それと彼方！お前誘拐じゃねーよ！！
「ふぇッ」
ヤバい、
うーが怯えてる…
「うーッ大丈夫だよ！」
俺はうーの事を落ち着かせた。
「ほぉー、すっかりパパやなうらたん」
「うるせーぞ雪嵐」
雪嵐がひょこっと近付いたおかげで
うーがビクッとなる。
「ぁ…ハッ…ッ！」
「マズい、過呼吸！うー、大丈夫だぞ…」
俺はうーの背中を擦り続ける。
そんな俺に抱き付いてくるうー。
そして怖いのか、
俺の洋服が少し凍る。
まだ制御できないのか…
みんなは目を丸くしている。
そして落ち着いたのか、
過呼吸は止まったようだった。
「だい…じょぶ…だよ。パパ」
「うー…」
俺は抱き付いたままのうーを
抱っこしてみんなに向き合った。
「えっと…この間から娘になった、うーだよ。名前は浦田春歌。」
「娘になった！？ってどういうことや！」
みんなが同じことを聞くので、
うーを部屋に戻してこれまでの経緯を語った。
「なるほどなぁ、じゃあ俺らもパパやな！」
「え？」
「そうだね」
みんな口々に言う。
面倒と言ったら
可哀想かもしれないが、
魔法が使えて、
道端で倒れていたのだ。
しかも記憶がない。
これは面倒事に巻き込まれる前触れに違いない。
みんなもそんな事は分かっていて、
話を聞いてた上で言っているのだ。
俺等も面倒を見てやる、と。
「まー、あんな可愛い子見ちゃったらそうするしかないよなぁ」
笑、
ほんとに、
みんなありがとう。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
センラ
ラッキーカラー
あずきいろ
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西 - この方角に福があるはずです
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セレネ・アステリア(プロフ) - ちょこさん» ありがとうございます！！お話を書いたはいいもの、続きが思いつかず笑笑 頑張りますね！！ (2019年9月13日 18時) (
レス) id: 9b27cabf4c (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - この作品好きです！続き楽しみに待ってます！ (2019年9月13日 18時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
セレネ・アステリア(プロフ) - のんさん» うらたさん幼児化ですか！！可愛く書きますね！！応援ありがとうございます！ (2019年7月26日 22時) (レス) id: 9b27cabf4c (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - コメ失礼します。小説読ませてもらってます。リクエストでうらたさんが夢主ちゃんと同じ年齢になって遊ぶ？みたいな感じがいいです。更新頑張ってください！ (2019年7月26日 22時) (レス) id: 42e8223972 (このIDを非表示/違反報告)
セレネ・アステリア(プロフ) - 月雨さん» こちらこそコメントありがとうございました！更新頑張ります！！！ (2019年3月21日 9時) (レス) id: 9b27cabf4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレネ・アステリア | 作成日時：2019年2月2日 17時
