BESTの体調不良。

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hk seid



本番が始まってから1時間あと半分の折り返し地点で
大ちゃんは ほぼ 限界を 迎えてると思う。

VTRのときは ずっと俺にもたれてたんだけど

スタジオ全体を映すときは そんなわけにいかないし

ひとりで頑張って 立ってるけどグラグラしてて、

そろそろ 限界かな …


光 ｢ 大ちゃん…。｣

有 ｢ いやだ、あと半分…。頑張れる。 ｣


共演者の人たちも 心配そうに大ちゃんを見てる。


藤 ｢ 光。 次のＣＭで裏いきな。これ以上出ても 大ちゃんが辛い思いするだけだよ｡｣

立ってるのに必死な大ちゃんは この声が聞こえてない。

言われた通りに、 ＣＭになった瞬間

大ちゃんの手をひいて 裏にはけた。


有 ｢ なんで！ なんでよ … ｣


って口では反抗するけど ふらっふらだから
力では対抗できない。

スタジオからちょっと離れた ソファーに
大ちゃんを座らせて、俺はしゃがんで
目線をあわせる。


有 ｢ 戻らないの…？ 大丈夫だよ…？ ｣


こんなに 具合悪そうなのに 大丈夫と言い張る大ちゃん。


光 ｢ 大ちゃん。大事な話するからよく聞いて？ ｣

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