越前リョーマの幼なじみは天才少女!?

マネージャー頑張りましょう ページ10

「よし!こんなものかな」

先にレギュラーの方がいいのかな…。

あ、でも、練習してるっぽい。

ランニング終わったとこの1,2年生の方が良さそうだな…。


「あーあっち〜」

地面に座り込んでそう言っている先輩の元へ駆け寄った。


「どうぞ」


「あ?」


「タオルです」

私は笑顔でタオルを差し出す。


「おーサンキュ」

先輩は嬉しそうにタオルを受け取った。


「あー冷てー」

よかった、喜んでくれたみたい。

私はそのまま全員に配った。



よし、次レギュラーだ。

竜崎先生だ…渡しとこうかな。

暑いし、ずっと外にいるもんね。


「先生」

私は声をかけた。


「おぉ、どうしたんだい?」


「濡れタオルです。熱中症にならないように。どうぞ」


「あぁ、すまないねぇ」

差し出したタオルを笑顔で受け取ってくれた。

私はコートに入った。


見たところ、交代制だね。
なら……休んでる人から渡して行こうかな。


あ、手塚先輩と、乾先輩だ…。


「手塚先輩、乾先輩」

立って練習を見ている2人に声をかける。


「どうした、芹沢」

手塚先輩って、一見怖そうに見えるよなぁ〜。


「これ、濡れタオルです。練習頑張ってください!」

私は笑顔で渡した。


「ああ、すまないな」


「ありがとう」

手塚先輩と乾先輩はお礼を言って受け取ってくれた。


「不二先輩とか、河村先輩に渡しちゃっても大丈夫ですかね?」

座って話しながら見ている2人を見て言った。


「ああ、いいと思うよ」

乾先輩が教えてくれた。


「わかりました。ありがとうございます」

私は2人に渡しに行った。


「ありがとう、Aちゃん」


「ありがとな、芹沢」

不二先輩と河村先輩もお礼を言ってくれた。


河村先輩がラケット持った時可笑しかったのは、気のせい?


「大石先輩!菊丸先輩!」

私は練習を交代した2人に声をかけた。


「おつかれさまでした」

私は2人に渡した。


「サンキューあー冷たー」

菊丸先輩は受け取って早々顔に当てた。


「ありがとう、芹沢さん」

大石先輩も受け取って汗を拭いた。

このダブルス強いんだよね?
見とこ…。


「あ、海堂先輩!おつかれさまです」


「……サンキュ」

渡すと、先輩は小さくお礼を言って取って行った。

人見知り?
まいっか。

あと2人…
「桃先輩、リョーマ」


「おお、サンキュー」


「サンキュ」

2人の言葉を聞いて、部室に戻った。



そんなこんなで初日?終了。

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