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マネージャーの仕事 ページ9

「そういえば、私の他にマネージャーは?」

挨拶しなくちゃ!


「いないけど」

リョーマがさらりと言った。


……は?

「じゃあ、今までどうしてたわけ!?」


「自分たちでやる。とか?」


「もしかして、今日も!?」


「そうなんじゃない?」

そうなんじゃない?って……


「私、せっかく来てるんだからやるよ!!教えて!リョーマ」

急に急ぎだした私を見て、リョーマはため息をついた。


「わかったわかった」


「ドリンクは?」


「だいたい、ランニングの時とか、罰ゲームとして乾先輩が乾汁作ってくる」


「乾汁?」


「紙コップはそこ。できるだけきれないようにしといたほうがいいと思う」

リョーマが指をさした棚の引き出しを開けると、大量の紙コップがあった。

……部員多いもんなぁ〜


「で、一応普通のドリンクはそこの粉使って、そのスクイズボトル使って」

リョーマは棚の下を指差した。


「これ?」


「籠に入ってるでしょ?」


「うわ〜いっぱい」


「まぁね」

持っていくの大変そうだな。

考えとこ……。


「あと、タオルとかは?」


「その棚の一番上」

引き出しを開けるとたくさんのタオルがあった


男ばっかりにしてはちゃんと片付いてるんだ。


「わかった。ありがと」


「洗濯とかは特にはいいと思う」


「ん」

そんなものなのかな……?


「練習で使うストップウォッチは右の小さな棚に入ってる。あと、ファイルとか…練習に使うものは大体そこ」

私は棚を開けてみた。


「わかった」

うわ、いっぱい……。

忘れそうだな……気をつけよ……。


「ボールとかコート整備は俺らでやるから」


「わかった、ありがと」


「ん」


「そんな感じ」


「じゃあ、今からタオル、みんなに持ってくね。ドリンクはいいかな……?」


「いいんじゃない?」


「わかった。ありがとう、リョーマ。練習行っていいよ」


「ん、わかった」

リョーマは私の頭を撫でてからコートへ向かった。


リョーマに頭撫でられるの、好きだな。

機嫌が良くなった私は早速タオルを水で濡らし始めた。

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設定タグ:テニスの王子様 , 越前リョーマ , 能力者   
作品ジャンル:恋愛
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ひかり - とっても面白いですね♪これから更新頑張ってください! (2016年5月29日 18時) (レス) id: a64c18af38 (このIDを非表示/違反報告)
MOON(プロフ) - なってあげてください笑喜ぶと思います笑 (2015年8月21日 22時) (レス) id: d17a147922 (このIDを非表示/違反報告)
MOON(プロフ) - 初めてのコメントありがとうございます!他の作品はもう少し前からコメントをくださっていた分、面白くないのかと自信をなくし、作品を消すことを考えていたので、とても嬉しかったです! (2015年8月21日 22時) (レス) id: d17a147922 (このIDを非表示/違反報告)
chielLOVE☆ - 後私友達1号になりたいです!(この小説の!) (2015年8月21日 22時) (レス) id: 5862614d99 (このIDを非表示/違反報告)
chielLOVE☆ - とっても面白いですね!これから更新がんばってください (2015年8月21日 22時) (レス) id: 5862614d99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Secret Moon x他2人 | 作成日時:2015年8月13日 23時

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