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勝って。 ページ50

「君はマネージャーだろう!?」

審判はマネージャーが言うことではないと思ったのか、そういった。


「私は、マネージャーだからこそ選手たちに悔いが残るような試合をして欲しくないんです」

青学の人たちは負けず嫌いだしね。


「わかりました。コートには入りなさい」

諦めたように審判は戻った。


「ほら、越前。ラケット」

リョーマが受け取ろうとした時……


「大石、先輩……」

大石先輩が立ち塞がった。


そして、
「……部長」

手塚先輩がラケットをとった。


「手塚先輩、あの……」


「10分だ」

手塚先輩は急に言った。


「10分でケリが付かなければ棄権させるぞ」


「手塚!」

大石先輩が慌てていう。


「いいな?」


「……十分!」

リョーマは笑ってラケットを受け取った。


「はぁ……行って来い、越前。無茶するなよ?」

大石先輩は呆れたようにため息をついてからいった。


「うぃっす!」


「……」

そんな光景を、私は見ていた。


「A」

ふと、リョーマが私に声をかけた。


「約束するよ」


「へ?」

間抜けな声が出た。


「勝ってくるから」

ニヤリとリョーマは笑った。


「当たり前!」

私も笑って返した。

行っておいで、リョーマ。

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設定タグ:テニスの王子様 , 越前リョーマ , 能力者   
作品ジャンル:恋愛
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ひかり - とっても面白いですね♪これから更新頑張ってください! (2016年5月29日 18時) (レス) id: a64c18af38 (このIDを非表示/違反報告)
MOON(プロフ) - なってあげてください笑喜ぶと思います笑 (2015年8月21日 22時) (レス) id: d17a147922 (このIDを非表示/違反報告)
MOON(プロフ) - 初めてのコメントありがとうございます!他の作品はもう少し前からコメントをくださっていた分、面白くないのかと自信をなくし、作品を消すことを考えていたので、とても嬉しかったです! (2015年8月21日 22時) (レス) id: d17a147922 (このIDを非表示/違反報告)
chielLOVE☆ - 後私友達1号になりたいです!(この小説の!) (2015年8月21日 22時) (レス) id: 5862614d99 (このIDを非表示/違反報告)
chielLOVE☆ - とっても面白いですね!これから更新がんばってください (2015年8月21日 22時) (レス) id: 5862614d99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Secret Moon x他2人 | 作成日時:2015年8月13日 23時

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