越前リョーマの幼なじみは天才少女!?

越前vs乾 ページ41

「芹沢!始まるぞ、越前と乾先輩の試合」


「なっちーも見に来れたのかにゃー?」

菊丸先輩が声をかける。


「今日1の高カードだもんね」

不二先輩も楽しそうだ。


「記入の方はいいのか?」

河村先輩が心配そうに聞く。


「はい、多分みなさんこの試合見るんで今は必要ないと。手塚先輩から許可をもらいました」


「そうか、いつも悪いね芹沢さん」

大石先輩が言う。


「いえ、マネージャーですから」


「あ、始まりますよ!先輩」

桃先輩がコートに目を向ける。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ふーん、いい試合してるね。

「乾先輩ってデータテニスなんですね」


「ああ、あのノート、乾の手にはいつもあのノートがあるんだ」

不二先輩がコートの隅に置かれているノートに目を向けた。

確かに……


「これは、リョーマと乾先輩との戦いだ言うよりは、リョーマの自分との試合になりそうですね」

リョーマが、自分を超えられるか……。


「あー、リョーマくんまた入れられちゃった」


「おチビは乾の球に追いつけてないみたいだね」


「自分の動きを全て読まれてる。精神的にはだいぶキツイよ」

河村先輩は乾先輩のプレー苦手なんだろうな…


「あ、リョーマくん……ついにサービスゲーム落としちゃった……」

全国大会まで→←帰りましょ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す