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朝練後 ページ22

「今日の朝練はここまで!解散!」

手塚先輩のその声で朝練が終わった。


一足先に着替えを済ませ、片付けをしていた。


「こんなもんかな……午後練でも使うしね」


部室の前でリョーマを待つ。


カチャ

「あ、先輩!お疲れ様です!」

話しながら出てきたのは菊丸先輩、大石先輩。


「あ、芹沢さん。悪いね、初日なのに朝練まで…」

大石先輩が申し訳なさそうに言った。


「いえ、勝手にきたのは私ですから」


「じゃあ、初登校がんばってね」


「またにゃ〜」

二人は手を振って行った。


「お疲れ様、芹沢さん」


「お疲れ様」


「ご苦労だったな」


「河村先輩!不二先輩!手塚先輩!お疲れ様です!」


「また午後練もよろしくな!」


「登校初日、がんばってね」


「ありがとうございます」


「放課後、竜崎先生のところに行ってくれ」


「わかりました」

そして、三人も校舎に向かった。


「よ!芹沢!」


「桃先輩!と、海堂先輩」

黙ってたから気づかなかった……。


「お疲れさまでした!」


「おう!お疲れ!」


「……フシュー」


「あ、」

海堂先輩はそのまま去って行った。


まだ一言も話せてないな〜

「気にすんなよ、マムシのことはよ!」


「……はい」


「いつか話せるって!」


「頑張ります」


「おぅ!越前ももう少しでくると思うぞ?」


「わかりました。ありがとうございます」


「じゃーな!頑張れよ!」

桃先輩は手を振り駆け足で去って行った。


「おつかれ」


「リョーマ!」


「先輩たちと話してたの?」

校舎に向かう先輩たちを見て言った。


「そうだよ!優しいねぇ」

海堂先輩とはまだ話せてないけど……。


「あっそ」

素っ気ないなぁ……。


「リョーマが聞いてきたのにぃ」


「はいはい」


「海堂先輩とも話せるように頑張らなきゃね」


「別に、話さなくていいんじゃない?」


「リョーマ?」

なんでそんなこと言うの?


「あ………行くよ」

ハッとしたリョーマはバツが悪そうな顔をしてから誤魔化すように私の手を引いて歩き出した。

初登校→←そろそろ行きません?



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設定タグ:テニスの王子様 , 越前リョーマ , 能力者   
作品ジャンル:恋愛
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ひかり - とっても面白いですね♪これから更新頑張ってください! (2016年5月29日 18時) (レス) id: a64c18af38 (このIDを非表示/違反報告)
MOON(プロフ) - なってあげてください笑喜ぶと思います笑 (2015年8月21日 22時) (レス) id: d17a147922 (このIDを非表示/違反報告)
MOON(プロフ) - 初めてのコメントありがとうございます!他の作品はもう少し前からコメントをくださっていた分、面白くないのかと自信をなくし、作品を消すことを考えていたので、とても嬉しかったです! (2015年8月21日 22時) (レス) id: d17a147922 (このIDを非表示/違反報告)
chielLOVE☆ - 後私友達1号になりたいです!(この小説の!) (2015年8月21日 22時) (レス) id: 5862614d99 (このIDを非表示/違反報告)
chielLOVE☆ - とっても面白いですね!これから更新がんばってください (2015年8月21日 22時) (レス) id: 5862614d99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Secret Moon x他2人 | 作成日時:2015年8月13日 23時

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