越前リョーマの幼なじみは天才少女!?

試合しようよ ページ16

夕飯の片付けをしようと立ったとき……


「A」

ん?

「なに?リョーマ」


「試合しようよ」

まだテニスやるのか……こいつ。

テニスバカだ……。


「残念ながら、片付けがあるんだなー」

呆れたようにため息をつく。


「いいのよ、Aちゃん」


「おばさん」


「片付けくらい、しておくわ。リョーマの相手、してあげて?」


「でも……」

作るだけ作っといて片付けしないっているのはなー


「美味しかったから、お礼。ね?」

これ以上、何言っても無駄ってことね。


「わかりました。ありがとうございます」


「おばさま、私も手伝います」


「あら、ありがとう。菜々子ちゃん」


「先行ってるから」

リョーマは私たちの会話を聞いていたのか、ラケットを持ってコートに向かった。


はやっ!

「ちょ、すぐ行くから!」

私は急いで部屋に入り、用意をしてコートに向かった。


あの格好じゃできないしね。

「おっなっちゃん!どうしたんだ〜?着替えて」


「おじさん!リョーマと試合するので……」


「そーかそーか!じゃあーおじさんが見てやろう!」

わぁ〜久しぶりだなぁ〜


「私はいいですけど、リョーマは……」


「気にするなー!」

おじさんは笑いながらコートに向かった。


リョーマの機嫌、悪くなりそ……。

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