昔のエピソード3 ページ7
私は素直に嬉しかった。
昌磨が私に弱いところをさらけ出してくれたことが。
「スケートしか興味無いしょーまでもそんなこと考えるんだね。嬉しい。でも私は昌磨のこと頼もしいって思ってるよ。トップスケーターが恋人なんて私には勿体ないくらい幸せ。私はこの先もずっとずっとしょーまのこと1番側で支えたい。」
私もしっかりと本当の気持ちを伝えた。
私はどんな昌磨でも好きなんだ。
私と昌磨は抱きしめ合った。
私がギュっと抱きしめる力を強めたら、それに応えるように昌磨の抱きしめる力も強くなる。
「私がいないと、しょーまは靴下もちゃんと履けないし、ご飯もまともに食べないもんね〜」
『ん〜(笑)Aがいないと本当にダメダメだから』
苦笑いしながら昌磨は言った。
そして『これからもよろしくお願いします』と照れ笑いしながら、私のおでこに自身のおでこをこつんとくっつけてきた。
「こちらこそよろしくお願いします」
私と昌磨は互いに顔を見合わせ笑いながら、もう一度キスをした。
みんなに見せない弱いところとか情けないところとか、良い所も悪い所も昌磨は見せてくれた。
私ももう少し昌磨に自分を出していこうかな…そう思えた昔の甘い(?)エピソード。
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あきぽん(プロフ) - ゃんゃんさん» 嬉しいコメントありがとうございます。 (2018年4月3日 11時) (レス) id: 5f064eef17 (このIDを非表示/違反報告)
ゃんゃん - 宇野くんの特徴を掴んでる!って感じですね^^ (2018年4月3日 0時) (レス) id: 3747216fb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あきぽん | 作成日時:2018年4月2日 21時