長編20 ページ31
ある日
私は宇野くんの部屋で一緒にテレビアニメを観ていた。
正直、アニメは分からない。
故に、つまらないのが本音←
宇野くんはずっとアニメに夢中。
私いるのにこの感じ…本当に私といるの慣れたよね。
何やるにも照れていた頃の宇野くんはもういないのかー。
「あれはあれで可愛いかったのに…」
『何が?』
「へ…?」
宇野くんが目線はテレビに向けたまま言う。
『え、アニメのキャラが可愛いって話でしょ?』
いや、全然違います…。
「あ、いや…」
『A、つまんないんでしょ(笑)』
バレたか。
「私いるのにずっとアニメ観てるから…」
『だって録画したの溜まってたから観て消さないといけなくて…』
「ねー、めんどくさいって思わないで聞いて?」
私は宇野くんの顔を見ながら言う。
「宇野くん…私のことどう思ってるの?」
本当に気になって仕方ないから教えて。
『どう思ってるって言われても///』
「私は、私はね…宇野くんのこと…」
もう言わせて。どう思われてもいいから。
「好き……」
私はたった二言、それだけを伝えて宇野くんを見つめる。
『/////』
「宇野くんは…?」
照れる宇野くんがなんだか今は嫌いだ。
はっきりしてよ…宇野くん。
そろそろ宇野くんの本当の気持ちを知りたい。
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あきぽん(プロフ) - ゃんゃんさん» 嬉しいコメントありがとうございます。 (2018年4月3日 11時) (レス) id: 5f064eef17 (このIDを非表示/違反報告)
ゃんゃん - 宇野くんの特徴を掴んでる!って感じですね^^ (2018年4月3日 0時) (レス) id: 3747216fb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あきぽん | 作成日時:2018年4月2日 21時