長編17 ページ28
「今日はありがとう。すっごく本当にめちゃめちゃくちゃ楽しかった！」
『僕も楽しかった。また行けたら行こう。』
私と宇野くんは待ち合わせた駅で、解散するところだった。
「じゃ、私電車あるから…そろそろ行くね？」
『あ、うん…気をつけて』
「ありがとう。宇野くんもね。」
寂しい気持ちを抑え、私は小さく手を振りながらそう言って、宇野くんに背を向けて歩き出した。
『Aちゃん！』
後ろから宇野くんが私を呼ぶ声がした。
びっくりしつつ私は振り返る。
「？？」
『あ、いや…何でもないんだけど…その///』
照れ笑いしながら言葉を詰まらせるその姿が本当に可愛くて愛おしいとさえ感じた。
「なぁに？どうしたの？(笑)」
『いや…なんか呼んじゃって(笑)』
「何それ(笑)宇野くん本当に面白い(笑)」
『別に面白いかな僕(笑)』
あーあ、可愛い。
こういう風にずっと笑いあっていたいな。
この人ずっと。
『あ、ごめん。電車来ちゃうね！』
「あ、うん。また今度会おう？つ、次はご飯でもどうかな。」
『ご飯かぁー、うん。分かった。行けそうな日分かったら教える』
「うん。じゃ、私本当に行くね。」
『わかった。気をつけて。』
宇野くんに見送られ私は次こそ改札口へと向かった。
また宇野くんと小さな約束を交わした。
私は宇野くんのこと好きだと改めて感じた1日だった。
ドキドキしたけど、本当に本当に楽しかったよ。
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あきぽん(プロフ) - ゃんゃんさん» 嬉しいコメントありがとうございます。 (2018年4月3日 11時) (
レス) id: 5f064eef17 (このIDを非表示/違反報告)
ゃんゃん - 宇野くんの特徴を掴んでる！って感じですね^^ (2018年4月3日 0時) (レス) id: 3747216fb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あきぽん | 作成日時：2018年4月2日 21時
