長編16 ページ25
そしてあっという間に日曜日…
あれからちょこちょこLINEはしたけれど、宇野くんも忙しいのか、あまり長々とやり取りはできていない。
そして、今は待ち合わせの駅に向かっている。
いつもよりも、服装は女の子っぽさを意識した。
今までは髪はまとめて、シンプルなカッコでしかいなかったけど、今日は特別な日。
淡い青色のワンピースにカーディガン、髪は下ろして少し巻いてみた。
「あー緊張するな…」
多分今の私かなりほっぺ赤いぞ。
待ち合わせ時間ちょっきりに着いた。
どうやらまだ宇野くんは来ていない。
私はケータイを眺める。
トーク画面を開くと、今朝送ったLINEが未だに既読が着いていこと気づく。
まぁ、そのうち来るよね…
近くのベンチに座りながら、待つことにした。
15分後…
「宇野くん遅いなぁ…」
少し周りを見回すが、それっぽい人はいない。
すると、宇野くんからLINEが来た。
しょうまごめん!寝坊した!今すぐ行くからちょっとまってて!
なんだびっくりした…あまりに遅いから怖いこと考えそうになったよ…。
Aわかったよ。待ってるね。
それから10分後
遠くから走ってくる宇野くんが見えた。
距離が近づくにつれて私もドキドキが増す。
「おはよ。宇野くん。」
『はぁはぁ…おはよ。待たせて本当にごめん』
宇野くんの髪には寝癖がついていた。
よっぽど急いで来たのかな。
「ん、寝癖(笑)」
私が指を指しながら笑うと
『あ(笑)全然気にしてなかった///』
そう言って寝癖の部分を手で押さえつける。
「可愛い(笑)」
『え…///』
寝癖も照れる所もなんか可愛い。
『Aちゃんもそのワンピース？似合ってると思う。』
「本当？ありがとう！」
宇野くんが褒めてくれただけで、私は本当に今日来てよかったって思った。
『じゃ、会場行こっか。』
「うん！」
私は宇野くんの隣に並んで歩いた。
こうやって歩くと本当に宇野くんとデートしてるみたいだな…なんて。
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あきぽん(プロフ) - ゃんゃんさん» 嬉しいコメントありがとうございます。 (2018年4月3日 11時) (
レス) id: 5f064eef17 (このIDを非表示/違反報告)
ゃんゃん - 宇野くんの特徴を掴んでる！って感じですね^^ (2018年4月3日 0時) (レス) id: 3747216fb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あきぽん | 作成日時：2018年4月2日 21時
