長編14 ページ23
帰宅後、お風呂に入ってたった今上がったところだった。
時刻は夜の10時半過ぎ
未だに宇野くんにLINEをしてない。
LINEするね…なんか言ったけど、なんて送ればいいのだろう?
ベッドに転がりながら、ケータイと睨めっこ。
「とりあえず…挨拶でもしよ…」
私は宇野くんとのトーク画面を開いて、メッセージを入力した。
「返すの遅いとか言ってたし、すぐには返ってこないんだろうなぁー。」
そして、一か八か送信。
Aこんばんは。Aです。
在り来りすぎたかな?ちょっと不安に思いながらいると、
ピコンッ
通知が来たかと思えば、それは宇野くんからのLINEだった。
「はやっ!」
恐る恐るLINEを見ると、
しょうまこんばんは。なかなかLINE来ないから焦った。
なんだか私焦らせちゃった…?
Aごめんね。それより、明日何時に帰るの?
しょうま明日?多分お昼には帰ると思う。
Aそっかー。気をつけて帰ってね!
しょうまありがとう。あのさ、今度の日曜日って時間あったりする?
え?何?日曜日??これは...もしや!?
A来週の日曜日なら空いてるよー!なんで?
ちょっと高鳴る胸を落ち着けて返す。
しょうまもしよかったらなんだけど、アイスショー見に行かないかなぁって。
Aえ、行く!行きたい!それって宇野くんもでるのー?
しょうまあ、僕は出ないんだけど...2人で見に行きたいなって思って。どうかな?
宇野くんは出アイスショーに出ない。
宇野くんは私をアイスショーに誘っている。
え…?これ私宇野くんと2人でアイスショー見に行くの!?
やばい///
Aもちろん。行こう!私もアイスショー行ってみたかったんだ!
しょうま本当?よかった!
私は宇野くんからの誘いに嬉しすぎて足をバタバタしながら騒いでしまった。
私、A、来週の日曜日…宇野くんとアイスショー見に行くことになりました。
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あきぽん(プロフ) - ゃんゃんさん» 嬉しいコメントありがとうございます。 (2018年4月3日 11時) (レス) id: 5f064eef17 (このIDを非表示/違反報告)
ゃんゃん - 宇野くんの特徴を掴んでる!って感じですね^^ (2018年4月3日 0時) (レス) id: 3747216fb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あきぽん | 作成日時:2018年4月2日 21時