我がテニス部のお姫様。

初登校 ページ6

Aside






むうぅ………ｽｰｽｰ



ｶﾁｯｶﾁｯｶﾁｯ




ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ






『ん、んわぁあ！』



ﾋﾟｯ






ふわぁあ〜今何時だあ






ん？8:00……8:00？！？！







まってまって！






学校って8:30に始まるんだよね？！






あ、ヤバいなー…いっか！仕方ない仕方ない






ゆっくりと階段を降り、洗面所で顔を洗い歯を磨き身支度を整える






『母さーん』







あれ？いない？










ふと机に目を向けると、朝ごはんと1枚の紙切れがあった






朝ごはん美味そうなオムライス♡♡






紙にはこう書かれていた






”Aへ
おはよー！おきた？突然でびっくりなんだけどお父さんが転勤になったらしくてお母さんはお父さんに着いてきます！だって大好きなんだもん♡♡多分これを読んでいる頃はカナダにいると思います！Aは1人でも大丈夫よ！リョーマくんがいるもの！あとどうせ遅刻してるだろうから早くしなさいよー！それじゃ！
貴方の大好きなお母さんより♪”







は？転勤？えーー、嘘だろーーってことは今日から1人ってこと？




悲し！




まぁいいやオムライス食べよー









そして8:30に家を出る








ゆっくり歩いてると学校についた！








立派な学校…






職員室行こーっと




そう思ったんだが職員室わかんないんだよねー





誰かいないかなー






？「んんーｽｰｽｰ」






ん？あんな所にイケメンが寝ているぞ？





もう授業始まりそうなのにのに…よしあの人に聞こう！





『あ、あの〜』








？「んん〜？…なんだCせっかく人が気持ちよく寝てたのに…」





『あ、ごめんなさい、ちょっと職員室を教えて欲しくて…』






？「んもぉー仕方ないから教えるC〜んじゃ君可愛いから、名前教えて欲Cぃ〜」






『え、っと私は今日転校してきた東Aです』




？「A、いい名前だC〜俺は芥川慈郎だC〜」






『あ、はい！よろしくお願いします！』

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